【無職からエンジニアへ】履歴書と職務経歴書の工夫で20代の転職に成功。コミュ障でも無職でも正社員になれた
男性/26歳(転職時)
転職活動期間:8ヶ月
塾講師→無職→IT業界(エンジニア/正社員)への転職に成功
この記事のもくじ
転職のきっかけは、コミュニケーションが苦手だったこと
私は新卒で集団指導塾に講師として就職したのですが、もともと人前に立つのがあまり得意でなかったこと、黒板に文字を書こうとすると手が震えてうまく書けないこと、生徒さんに対して積極的なコミュニケーションがしにくく、どうしてもぎこちないしゃべり方になってしまうことなど、複数の原因があって2か月の試用期間の満了とともに退職しました。
次に何の仕事をしようかと考えたときに、IT系のエンジニアならそれほど就職するのは難しくなく、またコミュニケーションの苦手な自分でもなんとか務まるのではないかと考えて、IT系の正社員の求人を探して応募する就職活動を始めました。
履歴書と職務経歴書を工夫して、希望企業にアピール
まず履歴書と職務経歴書を作成しました。これは次に行う転職サイトへの登録の準備です。職歴が2か月しかないので、オンラインで探してきた履歴書のテンプレートの職歴蘭の面積を減らしてその分志望動機と自己PRの蘭の面積を増やし、A4のコピー用紙1枚に収まる範囲でなるべく詳しく自分という人間が伝わるように時間をかけて動機とPRの文章を作成しました。
次に転職サイトにアカウントを作成し、プロフィールを埋めていきました。主に前に作っておいた履歴書の内容を文字数の制限に合わせて増やしたり削ったりの作業でした。
良さそうな会社には片っ端から応募しました。転職サイトから来たスカウトはすべて丁寧に読み、少しでも自分に合いそうだと思ったら応募しました。応募した会社数が約70社で、面接を受けた会社が20社ほどです。最後の1社で内定をいただきました。
転職時には、リクナビネクスト/マイナビ/@type/いい就職.com を利用しました
転職サイトにあるスカウトという機能は便利だと思いました。これはサイトに登録してある私のプロフィールを閲覧した企業様からの、応募の打診です。
転職活動を始めた当初は自分で探した会社の求人に自分から応募する方をメインにしていたのですのが、志望動機や自己PRの内容は会社によってそれほど大きく変えてはいませんでしたが、自分から応募するのとスカウトをくれた会社に応募するのでは後者の方が書類選考に合格する確率が格段に高かったです。
自分の未経験からの転職が成功した理由は、自分のことを正直に話したこと
履歴書の内容や、面接のときの受け答えといったものを、どこの会社に対しても同じように正直に自分のことを伝えるようにしたのが良かったのかなと思います。
就職活動の途中で全然内定をもらえない期間がだんだん長くなってくると、家族や友人からは「履歴書や面接の内容を改めた方が良いのではないか」というアドバイスをたびたび受けましたが、面接で嘘ついても経験豊富な面接官にはどうせバレるだろうと考えて、最後までブレずに正直な自己開示に努めました。面接の模範解答的なものにこだわりすぎるのは、本来の自分自身が面接官に伝わりづらくなってしまうので、あまり良くないように思います。
面接では、
- 何を聞かれているのか正確に理解し
- それに対して的確に正直に回答する
という基本的なことが重要だと思います。
実際にIT企業に入ったら、人の多様さに驚いた
思ったより人とのコミュニケーションを密に行う必要があります。仕事を始めた当初はパソコンに向かっている時間より人と話している時間の方が長いんじゃないかという日が何日もありました。
IT系の会社はオタク系のひとであふれていると思っていましたが、入社してみたら思ったよりいろんなタイプの人がいました。意外だったのは文系出身の人で優秀な人が何人もいた点です。
あと先輩たちが何言っているのが半分ぐらい理解できませんでした。
これから転職したい、未経験だけどIT業界へ入りたいと思っている人へ
転職活動はちゃんとやろうと思ったら時間と手間がかかりますし、なかなか面接に受からない転職活動を長い間続けるのは決して楽しいものではありません。しかしその楽しくないことを諦めずに続けた結果、私は仕事に就くことができました。
大変だったら途中で少し休むのも良いと思います。あきらめずブレない心をもって続けていたら、きっといつか良い結果が出ます。転職活動頑張ってください。