【20代で外資系へ転職成功】英語力ゼロからのスタートでも、向上心で採用された
男性 /25歳(転職時)
転職活動期間:6ヶ月
この記事のもくじ
転職を決意したのは、働き方に疑問を感じたから
転職前の職での仕事内容に不満があったことと、会社内での働き方に疑問を感じたからです。当時の職場は非常にハードワークを是とする雰囲気の職場でした。
入社当時はハードワークも辞さないという考えで勤務を始めましたが、やはりいざ自身で経験をするとかなり身体的、精神的に無理がきてしまったというのが正直なところです。
また、職場での評価制度もやや不透明なところがあり、実際の昇進においても実力が評価されていないと感じてしまうことが増えたためです。
まず転職のためにはじめたのは、自分なりの軸を見つけることから
まずは自身が転職を通じて一体何を手にしたいのかをまず第一に検討しました。その中で出てきたこととして、「結果を出せば自身の裁量で働くことができる」「透明で実力本位な評価を受けることができる」という軸があることに気づきました。
そうなるとやはり転職しかないと判断し、約5〜6社の転職エージェントに登録を行うとともに、自身でも転職活動を進めることができるよう、履歴書・職歴書のブラッシュアップをすることから開始しました。
また、それと同時進行で、自身が働くことを希望している業界全体の分析と、自身が受けたいと考えている個別の企業の分析を行い、その業界の構造的な課題感や企業独自の立ち位置といったものを文章化していきました。
転職成功の理由は、仕事への姿勢をきっちり伝えられたこと
まず第一に自身が仕事に対して求める姿勢が外資系企業の求めるそれと非常にマッチしていたためだと思います。私としては自身の出した結果に対して、実力本位で評価されることを強く望んでおり、先方もそれを望んでいたことが面接を通してわかりました。そのマッチ感が成功の要因の第一であると考えます。
次に、ある程度の英語力があったことも一つの要因であると考えます。ビジネスレベルの会話ができるわけではなかったものの、英語に対するアレルギーはなかったため、その点でも多少評価を受けたと感じます。とはいえ、この要素はあまり大事ではなかったようで、あくまでも英語での業務があったとしてもそれを厭わない姿勢でいることが重要だと思いました。
転職してみたら、思っていた通りで本当に良かった
実際に外資系企業で勤務をすると、思っていた通りの印象を受けました。つまり、自身が結果を出しさえすればそれを素直に評価していただけるという環境であり、その点では外資系企業に転職できて良かったと感じています。
その一方で、やはりその風土がある以上、人材の定着率はあまり高くないようで、人材の入れ替わりが多いのがややネガティブな印象は受けてしまいました。仕事をする上では当然様々な方とチームを組んで動くことも多いですが、人材の入れ替わりが多いことで仕事の引き継ぎが上手くいかないまま辞めていってしまう方も数名いらっしゃり、その点がマイナスな印象を受けました。
とはいえ、全体を通してみると転職して正解だったと感じています。
これから理想の転職をしよう!と思っている方へのメッセージ
外資系企業とひとくくりにするのが正しいかどうかはわかりませんが、実際に外資系企業に入ると少なくとも伝統的な内資系企業と比べるとかなり大きなカルチャーショックを受けると思います。
現在内資系企業に勤務されていて、「自身の働きぶりが適切に評価されていない」ともしも感じるようであれば、ぜひ外資系企業への転職を考えてみることを勧めます。Up or Out の厳しい職場環境であることも多く、仕事のストレスを感じることも多いですが、実力を試すという意味では最適であると考えます。