アクセンチュアは第二新卒や既卒を採用している?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみた

アクセンチュアは第二新卒や既卒を採用している?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

アクセンチュア株式会社は、世界に約43万人の従業員を抱え、フォーチュン・グローバル500にも選ばれている経営コンサルティングファームの日本法人です。1962年の設立で、日本での歴史も長いですが、社風には自由でアグレッシブな外資系の雰囲気が色濃く漂っています。様々な分野でコンサルティング業務を行い、ビジネスパートナーとして他社の経営層をリードしていく仕事に憧れる人は多いでしょう。

現在コンサルタントとして働いていて、より高みを目指してみたい、ステップアップしたいと考える人にはぴったりの会社といえます。また、SAP認定コンサルタントの有資格者が多い会社なので、コンサルタントとして一本立ちしたい、そのために確実に信用を得られるような資格を得たいと思っている人にも向いています。アクセンチュアは、第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて検証してみました。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

アクセンチュアの事業内容は?

アクセンチュア株式会社は、創業1989年、設立1995年12月の会社で、現在は約7,600人の従業員を雇っています。主な事業内容は「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つで、それぞれの分野でサービスとソリューションを提供しています。

そもそもアクセンチュアは第二新卒・既卒の採用をしているか?

アクセンチュアは、第二新卒の採用を活発に行っている企業です。求人サイトなどを見ていると、アクセンチュアの求人を目にすることがあります。アクセンチュアが行う第二新卒の面接では、志望動機や前職の退職理由などの一般的な内容に加えて、「自分を動物に例えると何か?」「水はなぜ透明なのか?」などのユニークな質問をされることもあるようです。人それぞれ面接内容は異なるようですが、自分の考えを相手にきちんと伝える練習をしておいたり、論理的思考をまとめるためにロジカルシンキングについて学んでおいたりすると良いかもしれません。

アクセンチュアに入社できたらどんな経験を積める?

基幹職としてアクセンチュアに入社できたなら、とくにIT分野のコンサルタントとして経験を積むことができます。フラットな人間関係の中で、コンサルタントとしてこれ以上ないスピードで成長することでしょう。

アクセンチュアでは、早くから業界大手のクライアント担当など重要な案件を任され、広い権限を与えられることが知られています。若手のうちから大事なポジションを与えられることには厳しさもありますが、評価は年功序列ではなく実績主義なので、やりがいはとても大きなものです。優秀な上司や同僚に囲まれ指導されるなかで、コンサルタントとしてのロジカルシンキングを身につけ、最先端のテクノロジーについての知識を吸収していけるでしょう。レベルの高いキャリア形成が見込めるので、アクセンチュアを離れた後も引く手あまたの人材になれます。

また、短期間で最高のキャリア形成が見込めるのは、女性にも嬉しいことです。ライフイベントや家族の都合などで退職と転職を繰り返さざるを得ない女性にとって、アクセンチュアは最短でプロフェッショナルになれる数少ない会社のうちのひとつといえるでしょう。クライアントへの貢献は会社変革へも影響するほど大きなものなので、社会の役に立ちたいと強く願う人にもおすすめです。

アクセンチュアの求人や評判は?

アクセンチュアは第二新卒の採用も積極的に行っており、求人をよく目にするかと思います。実際に、第二新卒でアクセンチュアに入社している社員は多いようです。若いうちからグローバルな案件に関われる機会が多いことや、優秀な社員とチーム感覚で仕事ができることから、豊富な経験を積みたいと考えて入社する人もいるようです。基本的には自由に仕事をこなしていける環境があり、「意欲を持って働いていくには素晴らしい会社だと認識している」「アクセンチュア出身で会社を興している人が多い」と評判です。将来は独立して起業したいと考えている人も、良い経験を積めるのではないでしょうか。

アクセンチュアではどんな部門・業種の募集をしている?

アクセンチュアのコーポレートサイトの第二新卒採用ページから、2022年11月時点で掲載されている具体的な職種は二種類で、「ビジネスコンサルタント」と「ソリューション・エンジニア」が掲載されています。内容を記載すると、

・ビジネスコンサルタント

ビジネスコンサルタントは、顧客である企業や公的機関の複雑化するビジネス課題に対し、変革のリーダーとして改革の道筋を描き、先端テクノロジーを活用してプロジェクトを推進・実行するのがミッションです。

テクノロジーの無限の可能性に共感し、最新のテクノロジーを駆使してビジネス変革を起こしたいかた、顧客の真のビジネスパートナーとして、深い業務・業界理解のもと最適なソリューションを基に改革を推進したいかたなどにおすすめです。

・ソリューション・エンジニア

ソリューション・エンジニアは、高いIT開発専門性に基づいてIT戦略/ビジネスグランドデザインをシステム仕様へ落とし込み、多種多様な技術要素を組み合わせてスピーディに高品質なシステムを構築します。

システムが好きで多種多様なIT技術要素を活用したシステム構築に専門性を置きたいかた、学ぶことが好きで先進的な技術要素に好奇心を持ち、学び続ける成長意欲があるかた、IT技術を武器に、世の中や社会にイノベーションを起こしたいかたなどにおすすめです。

…となっています。

上記に共通する応募要件は、半年以上4年未満の社会人経験があること、アクセンチュア指定の採用選考に参加できること、の二つです。

勤務地は「赤坂インターシティ(東京)」と呼ばれる首都圏を中心とした全国のオフィスのほか、「関西オフィス」「アクセンチュア・イノベーションセンター北海道」「アクセンチュア・イノベーションセンター福島」もあり、日本全国にオフィスが存在しています(※いずれも海外を含む出張の可能性あり)

アクセンチュアの平均年収はどのくらい?

つぎに、転職するにあたって気になる、アクセンチュアの平均年収を調べてみました。

求人情報サービス「openwork」に寄せられた正社員1387名の口コミによると、アクセンチュアの平均年収は860万円となっています。

基本給は年俸を12分割した金額となり、成果や会社の業績などにもよりますが、毎年5〜10%程度の昇給があるそうです。さらに、マネージャー未満であれば、3万円の在宅補助金も付与されます。

同業他社であるコンサルティング業界の大手企業と年収額を比較すると、野村総合研究所は973万円、PwCコンサルティングは955万円、デロイトトーマツコンサルティングでは934万円…と、ややアクセンチュアのほうが平均年収が低い結果となりました。

とはいえ、アクセンチュアが他社と比較して大幅に低いわけではないですし、同業界と言えども、業務内容や福利厚生、社風はそれぞれ違うため、他社より魅力に乏しいとは限りません。

第二新卒からアクセンチュアを狙うなら?

第二新卒からアクセンチュアを狙うなら、まずは狙うべき職種を見定めることから始めましょう。アクセンチュアは、第二新卒に限らず、業務未経験歓迎の人材募集を頻繁に行っています。しかし、あまりに多くの求人があるため、未経験から始めたい人はとくに、どの職種に応募しようか迷ってしまいがちです。

自分の適性を見定めるためには、転職エージェントに適職診断を行ってもらうのがいいでしょう。どんな転職エージェントを選んでもよいというものではなく、エージェント選びにはコツがあります。第二新卒からアクセンチュアを狙うためのプランや、転職エージェントの選び方を解説します。

第二新卒からアクセンチュアを狙うためのプラン

第二新卒からアクセンチュアを狙うなら、まずは転職エージェントに登録し、同時に英語力を高める努力を始めましょう。コンサルタント志望であればビジネスレベルの英語力が求められ、未経験の秘書職だとしても、TOEIC650以上が必要です。

また、総合経営コンサルティングファームとはいえ、アクセンチュアの案件の多くはIT関連のコンサルティングです。業界に限らず、SI、ITコンサルティングの経験または知識が必要になります。とくにアナリストやデータサイエンティスト、クラウドストラテジストなどを目指すなら、第二新卒の枠を超えた経験と英語力、コミュニケーション能力が必要になるでしょう。

エンジニアとして入社したいなら、様々な大企業の経営課題を解決するシステムを企画開発することを念頭に置き、今の職場環境でできるシステム開発に力を入れて経験を積みましょう。また、エンジニアといえど、チームワークが大事な仕事が多いため適応力や協調力、コミュニケーションスキルが必要になります。複数人で行う仕事があるときには、意識してリーダーシップをとるようにし、自己PRの材料を増やしましょう。

外資系らしく、部署を越えての抜本的な移動は望めない会社なので、「まずは事務職から入り、基幹職への異動願いを出す」といった戦略は難しいでしょう。希望の職種へダイレクトに採用されるよう、転職エージェントから手ほどきを受けなければなりません。

こんな転職エージェントを選ぼう

アクセンチュアに転職したいなら、3つの転職エージェントに登録しましょう。1つめは大手、2つめはコンサルタント業界やエンジニアの転職に強い会社、3つめは外資系に強い会社です。大手の転職エージェントには、たくさんの転職情報が集まってきます。

現状、アクセンチュアのHPやさまざまな転職サイトをのぞいてみても、自分の希望する職種の求人がなかったとしましょう。多くの人はそこで「また後日、探してみよう」と諦めてしまうかもしれません。しかし、大手エージェントに登録しておけば、非公開求人を紹介してもらえる可能性があるのです。多くの非公開求人を抱えているのが、大手の特徴です。

なお、コンサルに強い、ITエンジニアに強いなど、業界特化型の転職エージェントなら、スキルを最大限に活かした転職についてアドバイスしてくれるでしょう。外資系に強い会社であれば、アクセンチュアの自由でアグレッシブな雰囲気にかなう人材になれるよう、手ほどきしてくれます。強みの違う3社に登録したうえで、自分と相性のいい一社に絞るのが理想的です。