【転職は不安だったけど…】転職を決意した結果、本当にやって良かった!
転職を考える理由は人それぞれ。ここでは10人の20代転職成功者から、転職を考えはじめたきっかけを聞いてみました。
ネガティブな理由から転職活動をはじめた方ばかりですが、それでも行動を重ねて今では満足できる職場で働けている方がほとんどです。「ネガティブな感情では転職を成功させることなんて無理」なんてよく言いますが、実際にはそんなことはありません。
ぜひ、あなたの仕事を辞めたい…と感じている気持ちも重ね合わせながら、参考にしてみてくださいね。
この記事のもくじ
体力的に無理をして体調を崩したこと
23歳/女性/フリーター
学生時代からアパレルの仕事がしたくて、アルバイトからでもいいから自分に好きな洋服屋で働きたいと思い入社した会社でしたが、一日中の立ち仕事は思った以上にきつかったです。
アルバイトでも正社員と同じフルタイムでの仕事で、元々あった持病が再発してしまいました。体調も悪くなるばかりで医者から入院するように言われましたが、せっかく好きで入った会社なのに辞めたくないとも思いました。
自分の体調とこれから先のことを考えると、長く続けていける仕事ではないと思い、転職を考えました。
無事に転職できた感想は?
座ってできる事務職に転職しましたが、アパレルとは違う未経験の職種を、ちゃんとできるのかとても不安でした。
また、以前の仕事では体力的に無理をしたから体調を崩したと思っていましたが、事務職に転職した後も、事務であっても一日中働けば体調を崩すかもしれないという不安もありました。
ですので、当時は転職できた喜びよりも不安の方が勝っていたように思います。
将来の安定を求めて、資格のある仕事をしようと考えました。
21歳/女性/正社員(製造業→看護師へ転職)
高校を卒業してから無資格で働く事の出来る製造会社の正社員になりました。初めての就職と言う事もあったので、社会に出ると言う事はこんなものかなと思っていました。
週に6日働き、毎日1時間はサービス残業です。今どき珍しい日給月給と言う出勤しただけの給料分です。休みの多い1月は数万円にしかなりません。有休もなく、手取りは14万円程度でした。その当時は病気になる事もなく、ずっとこの会社で働き続けるのかもわかりませんでしたが、漠然と不安はありました。
嫌になって転職した時にすんなり次の仕事に就く事が出来るのかどうか、手取り14万円で家庭を持って生活する事は出来るのかどうかと思っていました。次第に不安が大きくなり、資格を持つ仕事を目指す事になりました。
無事に転職できた感想は?
製造業は3年半で辞め、看護学校に入り現在は看護師として働いています。人によっては「今更無理。」「現役よりも4歳も年上だから難しいんじゃない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、その当時は全く何も不可能だと思っていませんでした。実際、同級生には32歳のママやシングルマザーもいました。その人達も無事に卒業し、立派な看護師になっています。
看護師になると、将来の不安はありません。数年看護師をしているだけですが、数回転職しています。直ぐに次の仕事も見つかるし、休みも確保されています。引き抜いてくれる医師もいます。あのまま製造業を続けなくてよかったと思っています。
休みがあまりなくそれ故に働いている時間と給料が割に合わなすぎたことがきっかけ
21歳/男性/契約社員→正社員へ転職
入社して一年半ぐらいに私は転職を考え始めました。理由は入社して二カ月すぎた時点から休みがあまりなくそれ故に毎日8時間以上働いているのは当たり前でそれはいいのですが給料が全く割に合っておらず、酷い時は冬などの季節に入ると一桁代の給料の時もありました。
私はちょうど結婚をして将来の事を考えてはいましたが仕事が忙しいと理由でなかなか将来の事や今の現状に対してしっかと見つめ合う事ができずにだらだらと時間を過ごしてしまいました。
それから入社して一年半でようやくしっかりと将来を考え今の仕事では駄目だと考え第2の道に行こうと行動しました。
無事に転職できた感想は?
率直な意見はやっぱり素直に嬉しいという感じです。
以前の仕事と比べると給料は安定していて尚且つ前職より貰えているし労働時間もしっかり8時間でたまに残業はあるけど残業手当てがしっかりでるので満足しています。それに将来に対して考える時間も作れるので転職して本当に良かったと思います。
一生働ける会社ではないと感じていました
29歳/女性/正社員(脱毛サロンスタッフ)
脱毛エステサロンに勤めていたのですが、給料は固定と多少の歩合、ボーナスなしという規定でした。
しかし大手サロンではなく、田舎に4店舗しかないようなサロンだったため、雇用規定などは明確に定められていませんでした。歩合についても決まりがなく、社長がこうすると決めたらコロコロ変わるような会社です。店が忙しくなると残業は当たり前なのですが、残業代はありません。休日出勤しても代休もありません。
そんな中、疲れが溜まりすぎていたせいか、仕事中に意識を飛ばし倒れてしまったことがありました。救急車に運ばれ、朦朧としながら思ったことが「転職しよう。」でした。
無事に転職できた感想は?
新しい環境に行くこと自体ものすごく不安でしたが、いざ面接を受けて採用が決まると、本当に安心できました。新しい職場もかなりのスキルが求められますが、会社の体制がしっかりしていて年収も上がりましたし、なにより社員のことを一番に考えてくれる会社でした。
本当に転職して良かったですし、将来的にも安心しています。
スキルアップしたいと思い転職を考えました
25歳/女性/正社員
サービス業→医療事務への転職成功
私は卒業後、就職したところがサービス業でした。携帯販売をする店舗に就職しました。
専門学校が秘書や医療事務の資格をたくさん取得したところだった為、せっかく専門学校で学んだことがいかせない職場だったので転職を考え始めました。サービス業もいいですが、しっかり学んで医療事務の仕事に就きたいと思い始めました。
サービス業は平日休みでライフスタイルが変わってしまい体調も崩しがちだったので土日が休みの医療事務を探しました。
無事に転職できた感想は?
医療事務は未経験でしたが、資格をたくさん取得していた為、転職活動は比較的早く終わり、無事に就職先が決まりました。自分のやりたい仕事を今はやれているので毎日がとても充実しておる転職して良かったと思っています。
1年経っても自分の仕事とは何かわからなかったことが転職を考えた理由
22歳/女性/正社員
新卒で入社した会社で、これから社会人として頑張ろうと日々通勤して居ましたがいつも仕事は雑用雑務ばかりで重要な仕事を何1つ任せて貰えませんでした。お陰様で最後まで自分の部署はどんな業務内容だったのかわからなかったです。
同期は別の部署で徐々に仕事を任され毎日頑張って働いている中、私だけいつも誰でもできるような仕事ばかりしている状況を見ていたら劣等感に陥ると同時にもっと必要とされたいと思い辞める決意をしました。
無事に転職できた感想は?
転職してみて現在の会社では色々なことを任されています。やりがいもあって、何より会社側から必要とされているということが私のモチベーションを上げる材料でもあります。転職という大きな決意をして心から良かったと思っています。
ワンマン社長の権限が強すぎて会社の方針がコロコロ変わるのが嫌になりました
27歳/男性/正社員(オーナー企業から脱出)
私が新卒で就職した会社は、創業者一族が代々社長を務める、いわゆるオーナー企業でした。
そのためか、会議で決まった内容を社長に伝え、一度はゴーサインが出ても、数日後に「やはりあの件はダメだ!この方針で行くように!」と鶴の一声で準備が無駄になる、ということが度々ありました。
当初は「まあ会社っていうのはこういうものなのかな」と思っていたのですが、大学で同期だった友人に「うちの会社ではそんなことはありえない」と言われ、自分が常識だと思っていたのが狭い世界でのことだったと気付き、転職を決意しました。
無事に転職できた感想は?
転職先の会社は、規模が大きいこともあってか社員一人ひとりの意見が尊重される雰囲気で、一度社長決済を得たらそれがひっくり返るということもありません。その分責任を感じることもありますが、早いうちに転職を決意して正解だったと感じました。
一日当たりの勤務時間の長さと、連続出勤日の長さが異常だったからです
25歳/女性/正社員
当時働いていた職場はサービス業で、いわゆる9時〜6時勤務、週休二日制の職場ではありませんでした。
1日あたりの拘束時間も長く、時間外労働の賃金も支払われないなど、労働条件が全く守られていない環境でした。その時はまだ若く独身でしたが、あのような状況で仕事を続け、将来家庭と両立することが現実的に考えられなかったのが大きいです。
すでに就職して2年は経過していましたので、自分でも十分にやりきった感もあり、未練はありませんでした。
無事に転職できた感想は?
転職する前は、その時の仕事よりも、職場環境、人間関係、福利厚生などが良くなるのか不安でいっぱいでしたが、新しく転職できた職場は、以前の職場とは比べ物にならない好条件の会社でした。思い切って行動を起こして正解であったと思えました。
結婚、出産で経済的に苦しくなったから
25歳/男性/正社員
一人で生活していくのには困らない程度の給料を頂いていたのですが、就職してすぐに結婚をして、長女を出産しました。家族3人の生活は経済的に苦しかったんですが、共働きだったのでなんとか生活していくことができていました。
しかし、次女を出産したことで出費が増え、私と妻の月々の給料だけでは生活していくことが厳しくなりました。貯金を崩して生活していましたが、貯金が残り少なくなってきたので、転職を真剣に考え始めました。
無事に転職できた感想は?
無事、転職できることになった時にはほっとしました。正直、転職前の職場の方が仕事のやりがいがあったので、転職する前は多少の未練はありました。しかし、転職して生活が安定してきたので、とても安心して生活できるようになりました。
IT職で地方在住。周りのレベルが低く、自分も同じレベルになると恐怖感があったため
24歳/男性/正社員
(地方在住から上京。都心部の正社員に)
地方(九州)にいた際ですが、22〜23歳ぐらいのときです。
IT系の20名程度の小さい会社で、自分が一番若く、上は50代までいる、そんな会社でした。IT系は都会に比べ、地方での技術浸透度は非常に遅く、都会の技術が2,3年後に入ってくる、という事がままあり、せっかく勉強をし続けたとしてもそれが生かされることはない、という現状でした。
また当時の会社の先輩方も、(今思うと生意気ですが)自分よりもITスキルが低い面々であり、このままここにいたら、将来同じようになってしまう、という危機感から転職を決意しました。
無事に転職できた感想は?
安堵感です。
転職できたのが、都内の規模が20倍程度の400人規模の会社でした。都内であるがゆえに最新技術を扱う事が出来ました。そしてまた、自分よりもはるかに 「できる人」 がたくさんいました。
地方で感じた危機感、閉塞感を感じることなく、安堵感で前を向いて仕事に取り組めました。