SBI証券は第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみた
オンライン証券を中心に事業展開しているSBI証券は、SBIホールディングス傘下の株式会社です。
インターネット証券では最大手で、国内外の株式や投資信託、国債、外債、先物取引、オプション取引などを取り扱っています。ネットでの資産運用を考える人なら、真っ先に取引を考える会社ではないでしょうか。
最近では個人取引のみならず、機関投資家や地方銀行など金融機関との業務提携も行っています。入社すれば、一般個人から富裕層、企業まで様々な顧客に資産運用の提案を行う可能性があるといえるでしょう。金融業界を目指す人であれば、第二新卒や既卒からでも転職を狙いたい会社です。
しかし、そもそもSBI証券は、第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。
会社の評判や口コミを含めて検証してみました。
せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
この記事のもくじ
SBI証券は第二新卒・既卒の採用をしているか?
SBI証券では、SBI証券で働きたいという強い思いを持った人を求めています。そのため、新卒採用では、大学での専攻や資格等が不問となっています。素直であること、謙虚であることなど、SBI証券は人物重視の選考を行っています。2019年度新卒採用の募集対象は、「2019年3月末までに四年制またはそれに相当する国内外の大学・大学院を卒業予定の方」となっており、学部・学科は不問です。第二新卒・既卒の採用に関する詳しい情報は記載されていないので、今後も情報を随時チェックしていく必要がありそうです。また、就業経験がある人は、キャリア採用に応募することも可能です。
SBI証券の事業内容は?
SBI証券は、「お客様中心主義」の経営理念のもと、インターネットを通じて株式、投資信託、債券、FXなどの幅広い商品を取り扱っています。この会社は、インターネット革命と金融の規制緩和という大きな時代の潮流のもと、証券を通じて社会の維持・発展に貢献することを目指して設立された会社です。現在は、ブロックチェーンや仮想通過などの技術革新の波が押し寄せており、SBI証券も既存事業の枠を超えて革新的なサービスを提供する姿勢で、新しい価値の創造に取り組んでいます。SBI証券が力を入れているサービスのひとつに、「オンライン証券」があります。2017年3月期通期純利益では、オンライン証券で圧倒的1位となりました。顧客規模を示す証券総合口座数は、オンライン証券として初の400万口座を超え、多くの利用者に資産形成のパートナーとして選ばれていることがわかります。
SBI証券に入社できたらどんな経験を積める?
SBI証券には、核となる2つの職種があります。
リテールやホールセール業務を行う営業部門が、もちろんその一つです。
そしてもう一つは、オンラインでの取引を支えるIT技術部門です。
まずは営業部門の場合をみてみましょう。株式や投資信託、FXなど金融商品は様々ですが、SBI証券は商品ごとに担当部署が決まっていますから、担当する商品について深い知識を得ることができるでしょう。
配属されるとすぐにOJTとなり、社歴が浅くても、商品の選定や販売企画をどんどん任されるので、早くから仕事のレベルアップを図ることができるようです。
ただ、手取り足取り仕事を教えてもらえるような文化ではないという口コミが多数寄せられており、成長度合いは本人のやる気に比例するといえるでしょう。
とくに近年立ち上がった法人部門については、ノウハウを自分で構築するくらいの気概で立ち向かわなければなりません。そのぶん、やりがいは大きく、重要な仕事を乗り越えるたびに成長している自分を実感できることでしょう。
また、オンラインでの取引が大部分のため、コールセンター業務も広い意味で営業部門といえます。取り扱うすべての商品について広く深い知識をつけなければなりませんし、顧客の不満を引き出すコミュニケーション能力、問題を解決に導く解決力も必要です。日々、顧客対応を行う中で、これらの能力が磨かれてゆくことでしょう。
また、大きなお金が動く証券会社を、縁の下で支えているのがシステム部門です。社内向け、顧客向けともに、金融機関システムの開発を行う技術職は、決して油断の許されない仕事です。
与えられた案件の進捗を管理するのみならず、今あるシステムの課題点を見つけたり、成果物をチェックしたりすることも重要な仕事となります。システムをサイバー攻撃から守る、情報セキュリティ部門の仕事もまた重要です。SBI証券のエンジニアとして経験を積めば、どんな業界の技術者にも負けないスキルが身につくことでしょう。
なお、社内で信頼を獲得すれば、プロジェクトマネージャーなどエンジニアを統括する役割を担う可能性も出てきます。するとエンジニアそのものの仕事とはまた違う、マネジメント能力を身につけることができます。
スキルが高いだけではなく、人をまとめる力のあるエンジニアはどこでも求められる逸材です。
SBI証券の求人や評判は?
業務をこなすなかで証券の知識が身につくだけでなく、言葉使いやロジカルシンキングなど、どの仕事に取り組む上でも必要となるあらゆる基本スキルが身についたと感じている社員が多いようです。スキルアップが期待できる環境がありますし、意欲的に仕事に取り組むことで、キャリアアップも目指せるのではないでしょうか。
第二新卒からSBI証券を狙うなら?
第二新卒からSBI証券を狙うなら、狙っている職種のスキルを磨いてチャンスを待ちましょう。
SBI証券は、HPで確認する限り、第二新卒という枠組で随時採用を行っているわけではありません。新卒採用とキャリア採用の情報のみがアップされています。
しかし、元社員の口コミなどを見ると、中途入社の人も一定数いるため、募集を見逃さなければ十分にチャンスはあります。ただ、常にHPを見続けるわけにはいきませんよね。
そこで、転職エージェントへの登録が必要になります。転職エージェントに登録すれば、非公開求人にアクセスすることもできるため、ぐっと有利になることでしょう。
第二新卒からSBI証券を狙うためのプラン
第二新卒からSBI証券を狙うなら、「今はまだ転職の時期ではない」と考えていたとしても、まずは転職エージェントに登録してしまいましょう。いつ、どんな形で第二新卒を対象とした求人があるかはわかりません。募集があったとき即座に動けるよう、情報が豊富に集まる転職エージェントに登録しておくと便利です。
また、すでに非公開求人としてSBI証券の案件を持っている会社も多くあることでしょう。真っ先に転職エージェントへ登録した後は、アピールにつながるようなスキルをとことん磨くことに専念します。
とくに営業職を志すなら、基本のビジネスマナーを確認するのはもちろんのこと、会社に収益をもたらす仕事を何か一つはやり遂げておきましょう。自ら顧客にヒアリングして問題を抽出し、課題解決に導いた経験も自己PRにつながります。
技術職を目指すなら、キャリア採用の募集要項などを参考に、データベースやインフラの構築、運用、開発経験を積んでおきましょう。業界はどこでも構いません。
おすすめの転職エージェント
SBI証券を狙う際、おすすめなのがまずは多数の転職エージェントに登録してしまう方法です。第二新卒者がSBI証券に入社するための道のりは、長くなりそうです。なぜなら既卒、第二新卒を定期的に募集しているわけではなく、チャンスをうかがう必要があるためです。
準備期間の長さを逆手にとって、本当に自分のためになる提案をしてくれる転職エージェントを吟味しましょう。今まさに金融業界にいる人であれば、金融方面に強い転職エージェントには必ず登録します。
技術職希望であれば、エンジニア専門のエージェントを訪ねるのもいい手です。もし未経験から目指すのであれば、案件を豊富に抱えている大手への登録をおすすめします。
いずれにせよ、複数の会社に登録し、担当者との相性を確かめたうえで、転職のパートナーを絞り込みましょう。