イオン銀行は第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみた
イオン銀行は、大手流通企業グループであるイオングループの傘下にある銀行です。セブン銀行と同様に小売業が立ち上げた銀行であり、「新たな形態の銀行」に分類されています。イオンや、イオングループの店舗に行けば必ずATMを目にすることができますから、『社会人になって初めて作ったクレジットカードは、イオンカード」という人も多いことでしょう。2013年には、イオンクレジットサービスとも経営統合しています。
日本人の暮らしを支えるイオングループの金融事業を一手に引き受けている銀行ですから、便利な機能を一つ作り上げるごとに、人々の生活をラクにすることができます。その貢献度はかなりのものです。人の役に立つ仕事をしたいという願いが強ければ強いほど、イオン銀行への入社欲が高まりますね。
また、大企業であるイオングループ傘下ということで、福利厚生面に期待を持っている人もいることでしょう。それは新卒者でも、第二新卒や既卒であっても変わりません。果たして、イオン銀行は第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて検証してみました。
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なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
この記事のもくじ
イオン銀行は第二新卒・既卒の採用をしているか?
イオン銀行のフレッシャーズ(新卒)採用は、イオンクレジットサービス、イオンプロダクトファイナンス、イオン保険サービスの3社と合同で行われています。現在、各社共通の募集要項と採用プロセスが出ており、採用対象は「2019年4月に各社が設定する条件で入社を希望する方」と記載されています。イオン銀行の2019年度新卒採用情報が出るのを待ち、第二新卒・既卒で応募可能かどうかを確かめる必要がありそうです。これまでの採用実績を確認すると、職種別採用は行わず総合職として従業員を雇っており、学歴・学部・国籍・性別に関係なく力を発揮できる環境のある会社かと思われます。
イオン銀行の事業内容は?
イオン銀行は、イオングループのなかで銀行事業を行う金融機関です。「商業と金融の融合」「リテール・フルバンキング」を事業コンセプトに掲げ、「親しみやすく、便利で、わかりやすい」銀行を目指して事業を展開してきました。インストアブランチ等の約140の店舗ネットワーク、約6,000台の自社ATMに手数料無料の提携ATMを加えたキャッシュポイントとしてのネットワーク、スマートフォンによるバンキング機能の利便性拡充など、利便性向上のためにさまざまなサービスの提供に取り組んできました。金融機関としての知識だけでなく、小売業から誕生した金融機関であるという強みを活かして、ネットとリアルの両面から得た情報を活用したデジタルマーケティングにも力を入れています。
イオン銀行に入社できたらどんな経験を積める?
イオン銀行に入社できたなら、小売業とじかにつながっている特別な職場で、「生活」と「お金」という最も生活に密着したサービスに貢献する面白さを感じながら働けます。イオン銀行は、人々のイメージする「銀行」とは、少し業務の幅が違うかもしれません。土日休みとは限りませんし、クレジットカードや「WAON」ポイント、自社で展開する保険など、扱う商品が多岐にわたるためです。その分、やりがいは未知数といえるでしょう。
イオン銀行の業務のなかで、消費者とより多く接するのが店舗でのリテール営業です。店舗は「インストアブランチ」と呼ばれ、営業員はイオンモール内の店舗に常駐して保険や投資信託といった個人の資産運用についての営業を担当します。
インストアブランチの窓口業務を担当すれば、土日祝日も開いている銀行窓口として、さまざまな人に便利さを喜ばれることでしょう。時間に追われずじっくり話を聞いてもらえるという利点もあります。新しい形態の銀行員として働くなかで、これからの銀行に必要なことを学び、成長できることは間違いありません。
また、企画・戦略に携わる部署であれば、「この仕事をやりたい」と手を挙げればやらせてもらえる風土のなかで、入社1年目からたくさんの大きな仕事を任せてもらうことができます。新しい金融サービスの可能性を探り、ニーズを開拓していく喜びは、既存銀行の比ではありません。グループ企業と連携して仕事をするなかで、これまでにない新しいアイディアを創造し、仕事の手ごたえを得られるでしょう。
イオン銀行の求人や評判は?
イオングループという大きなグループの傘下にある会社なので、給与や福利厚生などの面で安定しており、長く働き続けられる環境があるのではないかと思われます。従業員のボランティア出勤を推奨しているなど、地域への高い貢献度を感じられる活動も多いです。日々の業務で自分自身の成長を感じている社員も多いようですが、ボランティアなどの活動からやりがいを感じている社員もいるようです。
第二新卒からイオン銀行を狙うなら?
第二新卒からイオン銀行を狙うなら、転職エージェントに仲介役をお願いすべきです。新卒採用の条件は時期が来なければ正式に発表されませんし、キャリア採用の場合は各職種とも若干名の募集です。丸腰で真っ向勝負を挑んでも、玉砕するのは目に見えています。選考プロセスは、書類選考の後に面接が1~3回予定されており、面接対策をするうえでも転職のプロの知恵が必要です。
第二新卒からイオン銀行を狙うためには、どんなプランを描き、どんな転職エージェントを選べばよいのでしょうか。詳しくご案内します。
第二新卒からイオン銀行を狙うためのプラン
第二新卒からイオン銀行を狙うために、今の会社で次の職種につながる経験をしっかりと身につけ、また同時に転職エージェントへ登録してしまいましょう。「エージェントへの登録は、転職の時期を見定めてからでいいのでは?」と考えている人もいるかもしれません。しかし、転職を考え始めてからすぐにエージェントへ登録することが、早く希望をかなえるためのコツなのです。
企業側が抱えている求人は、サイトに公開されているものばかりではありません。募集が殺到してしまいそうな求人は、転職エージェントだけに渡している企業もあります。転職エージェントに登録すれば、この非公開求人にアクセスできるのです。非公開求人のなかには、今の自分のスキルでチャレンジできるようなものも眠っている可能性があります。チャンスは、意外と早くやってくるかもしれませんよ。
転職エージェントへの登録と合わせて、面接や職務経歴書でアピールできるような実績を現職で積み上げることを意識しましょう。イオン銀行のキャリア採用は、金融系の経験をほとんど必要としません。必要なのは、職種に関する基本的な技術と知識です。業界は問いませんから、ぜひ採用担当者のお眼鏡にかなうような実績を上げておきましょう。
こんな転職エージェントを選ぼう
イオン銀行に入社したいなら、大手の転職エージェント複数社に登録することをおすすめします。日系企業に強いのも、若手でほぼ未経験の採用に強いのも、そして非公開求人を多数抱えているのも、大手の特徴です。
また、あなたが女性であれば、女性の転職に特化した転職エージェントに登録するのも一つの手です。イオングループ全体が、女性の登用を推進している最中にあります。女性に特化したエージェントに、特別に非公開求人が提示される可能性もゼロではありません。
いずれにせよ大事なのは、複数社に登録し、自分に合った会社かどうかを比較検討することです。提案力のある会社、きめ細かなサポートをしてくれる担当者、面接指導に力を入れてくれる担当者を選ぶことで、理想の転職に一歩近づくことでしょう。