キーエンスは第二新卒や既卒を採用しているの?転職情報や求人・年収・評判・口コミを含めて検証してみた

キーエンスは第二新卒や既卒を採用しているの?転職情報や求人・年収・評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

株式会社キーエンスは、精密機械の開発・製造・販売を行っている企業です。一般的にシーケンサと呼ばれるPLC及びその周辺機器や電子光学顕微鏡、計測機器などを取り扱っています。社名は「Key of Science」に由来しているということをご存知でしょうか。

世界に200の事業拠点を持つグローバル企業であり、アメリカ、イギリスからベトナムやフィリピンまで、現地法人を構える国は44を数えます。社員年収はなんと平均して2,000万円を超えると推定されており、売上高が右肩上がりで増え続けている超優良企業として名を馳せています。

日本で一番給与が高いとうわさされるキーエンスですから、第二新卒や既卒からでもぜひチャレンジしたいですね。果たして、キーエンスは第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて、検証してみました。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

キーエンスは第二新卒・既卒の採用をしているか?

キーエンスは、主に「新卒採用」と「キャリア採用」を行っています。海外にも事業を展開しているため、国内だけでなく海外で働ける人材を発掘するため「グローバル採用」も行っています。新卒採用の募集対象は、2018年現在では「2018年4月~2019年3月に四年制大学を卒業、もしくは大学院を修了見込みの方」となっており、第二新卒者は応募できません。そのため、第二新卒・既卒でキーエンスに挑戦したい場合は、キャリア採用に応募することになるかと思います。キャリア採用は、希望する職種の経験があることが応募条件となっている場合がほとんどなので、これまでと同じ職種で転職を考えているならスムーズに応募できるでしょう。

キーエンスの事業内容は?

キーエンスは、FA(ファクトリー・オートメーション)用センサをはじめとする高付加価値製品を通じて、生産現場の生産性と品質向上を目指す会社です。現在、自動車や半導体、電子・電子機器、通信、機械、化学、薬品、食品など製造業のさまざまな分野において20万社以上と取引しています。具体的な事業内容としては、半導体・液晶業界において半導体チップの調整による生産性向上を目指していることや、食品・薬品業界においてパッケージ不良や日付印字の有無などの複合検査による品質向上を目指しているなど、あらゆる分野の製造業に貢献しています。また、1985年にアメリカ現地法人を設立して以降、海外でも事業を拡大し続けています。現在では、45ヵ国200拠点で事業を展開し、ものづくりの生産現場を支えています。

キーエンスに入社できたらどんな経験を積める?

キーエンスに入社できたなら、若手ががむしゃらに頑張る職場環境の中で、自らも鍛えられながら超スピードで成長していけます。職場の風通しの良さや、成果に応じた評価制度の整備にも定評があり、それはどの部署に配属されても同じことです。

営業職であれば入社して半年ほどでテリトリーが割り振られ、与えられた範囲を一人で自由に営業していくことになります。さまざまな業界の顧客とやり取りし、先輩方から知識を吸収しつつ、自分なりの営業方法を獲得していくことになるでしょう。その手法は経験に裏打ちされたゆるぎないもので、さらに転職を重ねるときにも、自らの財産となります。

技術職であれば、一通りの業務を経験した後で統括的な立場へとステップアップしていくことでしょう。一任される業務の幅が広いので、「自分の仕事」という実感を強く持つことができます。日本随一のセンサー技術に関わっていると自負できることは、モチベーションの維持につながります。

また、技術者の専門的な視点を活かして営業職として活躍できるのがコンサルティングエンジニアという職種です。技術者としての高い専門知識、知的好奇心、そして営業職としての市場調査スキルを駆使して営業活動を行うため、非常に難易度の高い仕事といっていいでしょう。仕事を任され、そしてこなしていくうちに一流のビジネスパーソンとして成長できることは、間違いありません。

女性の成長に関しては、男女関係なくバリバリ働いているという意見が多数あり、若いうちは仕事に集中してキャリアを積みたいと考える女性には好環境といえるでしょう。福利厚生面で目立った取り組みは見当たらず、住宅手当なども低額に見えるものの、収入の高さが全てをカバーするという口コミが上がっています。

キーエンスの求人や評判は?

実際に働いている社員からの評判が良い点は、「新人研修制度」です。新入社員に対しての研修のみでなく、その後も定期的に研修が受けられるようになっているため、社員のスキルアップを目指す取り組みは積極的に行われている会社のようです。部署によってはこなさなければいけない仕事量が多く、研修で学んだことを活かしてスムーズに仕事を進めていくスキルが求められるようです。

第二新卒からキーエンスを狙うなら?

第二新卒からキーエンスを狙うなら、キャリア採用に挑戦することになります。キーエンスの中途募集要項は、技術職を中心として公式サイトにアップされています。しかし、なかには「経験3年以上」など、ある程度の経験を求める職種もあり、第二新卒には厳しい要件と言わざるを得ません。

また、キーエンスが営業職を中途から採用することはなかなかないという口コミも上がっています。第二新卒から営業職にチャレンジしたい人は、どうすればよいか困ってしまいますね。

そこで、転職エージェントを賢く利用しましょう。転職エージェントには、企業の公式サイトには掲載されない非公開求人がたくさん眠っているためです。キーエンスほどの人気企業ともなると、応募が殺到しそうな求人は公開せず、転職エージェントだけに渡している可能性があります。エージェントに登録すれば、非公開求人にもアクセスできるようになります。

第二新卒からキーエンスを狙うためには、どんな転職エージェントを選ぶのが良いのでしょうか。まずは、転職のためのプランからご案内します。

第二新卒からキーエンスを狙うためのプラン

第二新卒からキーエンスを狙うために必要なことは3つです。1つめは転職エージェントへの登録、2つめは徹底的な面接対策、そして3つめが英語力の強化です。3つを並行して行うのが、成功のポイントといえます。

転職エージェントに登録すれば、今の自分のままでキーエンスに入社できるかどうか、できないとしたら足りないものは何かを、客観的に教えてもらえます。最適な転職時期や必要なスキルについて的確なアドバイスがなされるため、なるべく早めに利用を始めたほうがいいでしょう。

また、キーエンスの中途採用においては、最低でも3回の面接があるという口コミが上がっています。面接内容はロジカルシンキングを試す質問が含まれ、かなり難易度が高いようです。転職エージェントに相談し、きっちり面接指導を行ってもらうことをおすすめします。

なお、キーエンスはグローバル企業ですから、営業職でも技術職でも、英語ができるに越したことはありません。ビジネスレベルの英語力を身につけておきましょう。とくに営業職やバイヤーを目指す人は、もう一つ外国語を習得しておくと武器になります。

こんな転職エージェントを選ぼう

技術職でチャレンジするなら、エンジニア系に強い転職エージェント1~2社と、大手1~2社に登録しましょう。エンジニアに特化した転職エージェントであれば、専門知識が通じる担当者とスムーズなコミュニケーションが取れ、希望職種に就くための的確なアドバイスが提供されるでしょう。なお、大手であれば非公開求人がたくさん眠っているため、今の経験とスキルで挑戦できる求人に巡り合えるかもしれません。

営業職でチャレンジするなら、大手2~3社に登録しましょう。若手、未経験に近い営業職の求人に最も強いのが、大手の特徴だからです。企業と太いパイプでつながっている可能性も高いので、ライバルよりもキーエンスに一歩近づくことができます。

いずれにせよ、複数の転職エージェントに登録し、カウンセリングを行ってもらったうえで一社に絞るのがおすすめです。第二新卒からの転職は、一生を左右しかねない大事なものです。自分と本当に相性のよい担当者を見極め、能力を最大限に引き出してもらいましょう。