サイバーエージェントは第二新卒や既卒を採用しているの?転職情報や求人・年収・評判・口コミを含めて検証してみた
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株式会社サイバーエージェントは、インターネット事業を広く行っている企業です。主要事業は、Ameba関連とインターネット広告の2つで、とくにAmebaのメディアサービスは、目にしたことのある人も多いでしょう。子会社には、スマートフォン向けソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」を展開するCygamesなど、ゲーム制作会社がたくさんあります。
サイバーエージェントに入社したいと考える人のなかには、ゲームを愛する人も、SNSが好きな人も、ネット広告の部隊で活躍したいと願う人もいることでしょう。それは、新卒者であってもなくても変わりません。サイバーエージェントは、第二新卒や既卒からでもチャレンジできる会社なのでしょうか。評判や口コミを含めて、検証してみました。
せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
サイバーエージェントとは
設立は1998年で、歴史の長い会社とはいえないものの、インターネット関連事業ではいち早く頭角を現した企業の一つです。全体的な平均年収は771万円(※)で、大企業クラスではありますが、そこまで高い印象はないかもしれません。しかし、社員の平均年齢は31歳ほどなので、若くして高収入を狙う人には良い環境といえるでしょう。
(※)株式会社サイバーエージェントの平均年収、年間給与所得情報 - 転職ならdoda(デューダ)
サイバーエージェントの事業内容は?
サイバーエージェントが行っている事業は、「メディア事業」「インターネット広告事業」「ゲーム事業」「投資育成事業」の4つです。大手IT企業として知られており、メディアやインターネット・スマートフォンに関わるサービスを提供しています。メディアの主要サービスである「ABEMA」「タップル」「Ameba」や、ゲームの主力タイトルとなっている「グランブルーファンタジー」「ウマ娘 プリティーダービー」「プリンセスコネクト!Re:Dive」など、実際に利用したことがある人も多いのではないでしょうか?スタートアップ(新規事業)では、インターネットに関連するさまざまな領域において、新たなサービスを創出し続けています。
サイバーエージェントは第二新卒・既卒の採用をしているか?
サイバーエージェントは、中途採用を行っている会社です.もっとも多いのがエンジニア職の求人です。
- 機械学習エンジニア
- データサイエンティスト
- サーバーサイドエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- ソフトウェアエンジニア
など。
次点がデザイナー職の求人で、UI/UXデザイナー、3Dデザイナー、3DCGデザイナーなど、華やかな職種がズラリ。そのほか、求人数はグッと少なくなりますが、広報・人事・財務・法務など、馴染みのある職種も募集しています。これらの求人は、経験者のみの採用がほとんどですが、営業経験があればネット業界未経験でも応募可能な求人もあります。
メディア事業部のキャリア採用 / Youthでチャレンジできる
そして、第二新卒・既卒の方に朗報です。サイバーエージェントでは、2021年から「キャリア採用 / Youth」を展開しています。こちらは実務経験に限らず応募時に29歳以下で就業経験があればチャレンジできるというキャリア採用。職種もさすがにエンジニア職やデザイナー職などの専門職は応募資格として一定の実務経験が必要ですが、「アドセールス」(営業職)などの応募資格は「経験業種不問、社会人経験がある人」のみです。第二新卒や既卒にもチャンスが増えました。
サイバーエージェントの給与・待遇
公式HPを確認したところ、サイバーエージェントの中途採用の給与はほとんどの職種で「応相談※経験・能力を考慮の上、当社規定により優遇します。」と記載されています。しかし、2021年9月期の有価証券報告書(※)によると、平均年間給与は約771万円と高水準であることが分かります。
一方、前述の「キャリア採用 / Youth」の給与は年俸制。こちらも「経験・能力を考慮の上、当社規定により優遇します」との記載があります。しかし注意したいのが、「選考の中で最終的なスキル・経験を加味した後、正社員・契約社員どちらかでの採用となります」。つまり、もしかしたら採用されたとしても契約社員のポジションかもしれないことを覚悟しておいた方が良さそうです。
正社員でも契約社員でも福利厚生は同じ
待遇については、たとえ契約社員として入社しても、正社員同様の充実の福利厚生を享受できます。特筆すべきは、女性が出産・育児を経ても働き続けられる職場環境の向上を目指してサイバーエージェントが独自につくった「女性活躍促進制度 macalonパッケージ」です。こちらには、妊活休暇や認可外保育園補助など、女性のかゆいところに手が届くパッケージを搭載しています。そのほか、会社の承認を受けた部活動「CArcle」や、月4回(週1回×4)専属のマッサージ師による施術が無料で受けられるマッサージルームを備えるなど、社員を大事にしている社風が随所に感じられます。
サイバーエージェントに入社できたらどんな経験を積める?
裁量を持って働ける
サイバーエージェントに入社できれば、若手でも裁量を持って働ける雰囲気の中、自分の本当の力を試していくことができます。自分が親しんできたサイバーエージェント系のゲームやSNSの新たなサービスを手掛けることができるなんて、夢のような話ですよね。おのずと、モチベーションは高まるでしょう。
また、社員同士の仲がとりわけ良いことが評判となっていますので、毎日出社することが楽しみになるでしょう。それは働き手にとって1番大事なことかもしれません。
さらに、育休が取りやすいことも口コミに上がっています。育休の後は時短勤務を選ぶことも可能で、育休前と同様にやりがいのある仕事に従事できるとの噂です。男女問わず、チャンスが平等にやってくる理想的な会社といえるのではないでしょうか。
スタートアップ事業に関われる
また、スタートアップ事業と言われる新規事業の立ち上げに従事することができれば、今までにない価値を創造していく仕事の豊かさを体感できます。スタートアップ事業では、2012年2月現在、小学生向けのプログラミングスクール、ドットマネー系、ゲーム動画配信プラットフォームをはじめとして、さまざまな新しいサービスを展開。どれも日本のインターネットシーンを根こそぎ変えていきそうな事業ですね。
やりたいことに手を上げればどんどん取り組ませてもらえるため、将来はIT関連で起業したいと考えている人にも、最適な環境です。そんな野心のある人はぜひともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
サイバーエージェントが求めている人物像
前述の「アドセールス」(営業職)の求人を例にあげると、求める人物像は下記のように記載されています。
・提案型の法人営業、コンサルティング営業の経験があり、自社のサービスにフルコミットしてみたい方
・チームメンバーと協力し、目標達成に向けて自走できる方
・問題解決能力が高く、自ら課題を発見して主体的に取り組める方
・Webプロモーション、Webマーケティングの基礎知識、経験がある方
・メディアマネタイズや広告配信技術などのテクノロジーに興味のある方
どんな職種であれネットリテラシーは求められます。それは大前提として、次々と新しい事業を展開するサイバーエージェントですから、想像力や提案力が求められるのは明らかでしょう。「受け身」ではなく「攻め」の姿勢も重要だと思われます。
なお、サイバーエージェントの2023年度新卒採用ビジネスコースにおけるコピーは、「「世紀の立役者であれ」。このあたりにも求められる人物像のヒントがありそうです。
サイバーエージェントの求人や評判は?
入社後、基本的にはやりたい業務を選択できるようで、大きな仕事を振り分けてもらえたという社員もいます。仕事を通してスキルアップが期待できますし、成果を出せばきちんと評価してもらえる環境があるようです。メディア、広告、ゲーム、どの分野でも安定して業績を伸ばしている会社なので、福利厚生なども整った環境で豊富な経験を積んでいけるようです。
第二新卒からサイバーエージェントを狙うなら?
第二新卒からサイバーエージェントを狙うなら、一般的なキャリア採用よりも、前述の「キャリア採用 / Youth」が現実的でしょう。せっかくの応募条件である「29歳以下」を利用しない手はありません。採用サイト内の「Bloomキャリア登録」に簡易登録しておけば、人事担当者から適したポジションやイベントがある場合に連絡が来るので、こまめに情報収集する必要もありません。
また、転職エージェントを活用すれば、サイバーエージェントのキャリア採用情報をいち早く得ることができます。
特に公式サイトにアップされる中途採用枠は、第二新卒向けのものばかりではありません。かなり経験年数がないとチャレンジが難しいものも多々あります。転職エージェントに相談できれば、自分の今の実力でサイバーエージェントに入社できる可能性が高まります。
サイバーエージェント転職に必要な資格やスキル
「メディア事業部キャリア採用/YOUTH」における応募資格は29歳以下、実務経験に関わらないとだけ記載してありますが、デザイナーやエンジニアといった専門職の場合は、もちろん相応のスキルが必要です。また、先進のIT企業でありWebマーケティングの先駆者でもあるので、どんな職種に応募するとしても、ITとWebマーケティングの知識は一通り身につけておく必要があります。実務的なスキルのほかには、チームワークを重要視する社風のため、コミュニケーションスキルも重要でしょう。さらに、常時情報収集して、世の中のトレンドを先読みする。そんなスキルも必要になってくるでしょう。
余談ではありますが、サイバーエージェントでは採用で「人となり」を重視しています。常日頃から意識して自分の内面を磨くような向上心がもっとも重要かもしれません。
第二新卒からサイバーエージェントを狙うためのプラン
実際にサイバーエージェントに転職するためには、どんなプランを描いて、どんな転職エージェントを活用すれば良いのでしょうか。詳しく説明しましょう。
第二新卒からサイバーエージェントを狙うためのプランはたった1つです。それは、なるべく早く転職エージェントに登録してしまうことです。転職エージェントには、たくさんの非公開求人が集まります。公式サイトに掲載されていない求人の中には、今の自分の経験とスキルで十分挑戦できるものがあるかもしれません。
また、転職エージェントによっては、企業側に「こんな人材が眠っていますよ」とあなたを売り込んでくれるところもあります。それは、自力では絶対にできないことですよね。また、待遇など、自分では希望を言い出しづらいことであっても、交渉を買って出てくれます。
今の会社をいち早く抜け出し、ライバルを出し抜くためには、転職エージェントを利用するしかありません。どんな転職エージェントを選べばよいか、次項で説明します。
こんな転職エージェントを選ぼう
サイバーエージェントに第二新卒からチャレンジしたければ、選びたい転職エージェントは、職種によって違います。営業職であれば、大手2~3社に登録しましょう。技術職であれば、大手のほかにITエンジニアに特化した転職エージェントを加えて検討しましょう。
大手転職エージェントは日系・若手・広告営業系に強い
日系、若手、そして広告営業系の転職に強いのが、大手転職エージェントの特徴です。営業を志すなら、できれば大手2~3社に登録して手ごたえを見ることをおすすめします。それぞれ、転職への戦略やプラン、面接指導の手厚さなどが違うでしょう。比較して、自分と最も相性がよいと思われるところに決めましょう。
技術職なら大手エージェントとITエンジニア特化型に登録をする
技術系であれば、大手とITエンジニア特化型、どちらの転職エージェントにも登録し、感触を見てみることをおすすめします。ITエンジニア特化型の強みは、専門分野についての理解があるため、理想の職種について手にとるようにわかってくれるところです。ただ、大手と違って特定の会社への転職に強い場合も多々ありますから、「どうしてもサイバーエージェントに」とこだわったときの反応を見てみるのがいいでしょう。
いずれにせよ、数社に登録して、最良のパートナーを選びましょう。採用されるかどうかは、転職エージェントの手腕によるといっても過言ではありません。
第二新卒向けの転職エージェントは、こちらの記事でもピックアップしてご紹介しています。職種だけではなく、第二新卒や既卒に特化しているのが強みのひとつです。ぜひご利用ください。
まとめ:超大手IT企業・サイバーエージェントに転職できるチャンスはある!
これまで、サイバーエージェントに中途入社できるのは限られた有能な人材だと考えられてきましたが、2021年に発足した「キャリア採用 / Youth」によりその敷居が若干ではありますが低くなりました。まだまだキャリアが足りない第二新卒や既卒にも門戸が開かれたとも言います。
ただし、ひとりで天下のサイバーエージェントに挑むのは至難の業です。なぜなら、給与も待遇も福利厚生も、もちろん仕事のやりがいも抜群のサイバーエージェント。ライバルも多いですし、裸で挑んでも失敗に終わるのが目に見えています。そのため、転職のプロである転職エージェントの力を借りるのがおすすめです。「キャリア採用 / Youth」×転職エージェントで、今こそ「攻め」の姿勢で転職に挑みましょう!