SCSKは第二新卒や既卒を採用しているの?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみた

SCSKは第二新卒や既卒を採用しているの?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

SCSKは住友商事グループのシステムインテグレーターで、ソフトウェアやシステムの開発と販売を行っている会社です。住友グループの情報システム部門を子会社化した形で、1969年に住商コンピュータサービス株式会社として設立されました。以後、2011年にSCSK株式会社へと商号変更し、現在に至っています。

親会社がゆるぎない大企業ですから、給与面や福利厚生がしっかり整っている印象がありますね。現に、ワークライフバランスへの意識は高く、業界内でもかなり進んでいるという噂があります。女性が昇格しやすい風土が確立されているとの評判も聞こえてきます。

働き方改革が叫ばれる中で、「せっかくなら、より働きやすい環境で輝きたい」と考える人は多いはずです。SCSKは、第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて検証してみました。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

SCSKの事業内容は?

SCSKの主な事業内容は、ITに関するサービスの提供です。製造システム事業、通信システム事業、流通システム事業、金融システム事業、ソリューション事業、ビジネスサービス事業、プラットフォームソリューション事業、ITマネジメント事業など、業種・業界問わずサービスを提供しています。例えば、通信業界への取り組みでは、携帯電話会社の受発注や請求といった顧客管理業務のシステムを構築から保守・運用サービスまで一貫して提供しています。流通業界では、スーパーマーケットや薬局などに、フロント業務への支援および販促・マーケティング、データ解析などの営業支援に関するサービスを提供しています。

SCSKは第二新卒・既卒の採用をしているか?

SCSKは、主に「新卒採用」と「中途採用」を行っており、状況に応じて「障がい者採用」も行っています。2019年度新卒採用の募集要項を確認すると、応募資格には「2019年3月までに四年制大学・大学院(国内外問わず)を卒業・修了予定の方」とあり、第二新卒・既卒に関する記載は特に見つけられませんでした。とは言え、SCSKが積極的に第二新卒者を採用しているという話はあまり聞いたことがないため、今年度の新卒者をメインとして選考を行っていく可能性が高いです。卒業後に職務経験がある場合は、中途採用に応募できるかもしれません。中途採用は、職種によって求められる職歴や経験が違ってくるので、これまでの職務経験を活かせるような職種を見つけてみましょう。

SCSKではどんな部門・業種の募集をしている?

ここで、SCSKのコーポレートサイトのキャリア採用ページから、2022年11月時点で掲載されている具体的な求人内容を抜粋してみましょう。

・営業職(ERPカテゴリ)

ERPカテゴリの営業では、自社製ERP製品であるProActiveのソリューションを拡販するのがミッションです。

①基幹システム(販売、会計、人事給与、勤怠)構築に関する営業全般②社内他部門の顧客/サービスを活用したクロスセル営業③外部のパートナー/チャネルと連携した協業モデルの構築④営業活動に必要な施策立案やツールの整備⑤セミナーやイベントの企画・運営などを担います。

<必須条件>(三項目のうちいずれか)

・ERP営業の実務経験(1年以上)
・IT営業経験が2年以上ありERP営業に興味があること
・IT営業経験が2年以上ありERP営業に興味があること
・経理・人事・購買の実務経験があり、営業へのキャリアチェンジを希望する人物

・プロジェクトマネージャー(銀行向けモバイルアプリ)

事務職では、ヤフオク!、SCSK!ショッピングにおける決済不正対策関連業務を担当します。リモートワークが中心ですが、必要に応じて社内セキュリティ強化ルーム内で業務に当たることもあります。

業務内容は、ウェブツールやExcel等を使った登録/更新/データ確認などの事務作業、クレジットカード会社などへの電話連絡、社内外の関係者とのチャット、メール、オンライン会議でのコミュニケーション
、正社員の事務サポートなどです。

<必須条件>
・オフィスソフトの利用経験(特にExcelでデータを扱った経験)
・正確で迅速な事務処理能力
・自分の業務手順を整理し、進捗管理や関係者への報告ができること

・機械学習エンジニア(コンピュータビジョン・画像認識領域)

機械学習エンジニアは、画像データを用いた研究開発およびサービスの改善を担当します。

主な業務は、広告画像の解析(OCR、物体検出、特徴量開発など)、eコマースにおける類似画像検索の特徴量開発、動画データの解析(シーン境界検出、カテゴリ付与など)、社内向け画像解析APIの保守、運用などです。

<必須条件・スキル>

・画像認識技術の研究・開発経験(1年以上)
・PyTorch, TensorFlowなどの深層学習フレームワークを使ったコンピュータビジョンモデルの開発経験
・Linux/UNIXの知識

…などの求人が掲載され、多種多様な職能が求められています。

なお、2022年現在、SCSKでは、社員一人ひとりのニーズにあわせて働く場所や環境を選択できるリモートワーク制度「どこでもオフィス」を導入しているとのこと。

事務職をはじめとして、すでにリモートワークが社員に浸透していますが、対面が必要であったり、セキュリティの関係などで、出社が必要なポジションも存在します。

働き方にダイレクトで関わる部分ですので、募集要項をよく読み、エントリー前に確認しておくと良いでしょう。

SCSKの平均年収はどのくらい?

つぎに、転職するにあたって気になる、SCSKの平均年収を調べてみました。

求人情報サービス「openwork」に寄せられた正社員335名の口コミによると、SCSKの平均年収は604万円となっています。

評価制度・給与制度については2020年度から新しく変更があり、等級は下からは一等級〜七等級までと細かく設定されているそうです。

各等級別の給与額は、三等級で600万円〜750万円、五等級では800万円〜1000万円と、段階的に昇給します。七等級まで登り詰めた場合では1000万円〜1500万円と結構な高給となりますが、難易度は高く、社内でも珍しいとの口コミがありました。

また、「ADV職掌」という名称の技術者向けの給与体系も設定され、技術者としてのキャリアを極めたいかたには、専門職で高給を狙うチャンスもあるかも知れません。

SCSKに入社できたらどんな経験を積める?

SCSK で積める経験は、当然のことながら職種によって違います。SCSKには大きく分けて3つの職種があります、技術系職種・営業系職種・スタッフ系職種です。

多くの人が狙うのは、技術系職種での経験者採用ではないでしょうか。システムエンジニア、アプリケーションエンジニアとして採用されれば、保険会社や銀行向けのシステムを企画・開発したり、ITインフラの環境を整えて業務をロボティクス化するビジネスに加わったり、仮想化システムを構築したりと、配属先によって様々な経験を積むことができるでしょう。また、車載システムの組み込みエンジニアや品質管理を行う技術屋として活躍する場合もあります。

営業系であれば、ネットワーク・セキュリティ製品やITインフラ、解析プロダクトなど、企業向けにITシステム関連商品のセールスを行います。そしてスタッフ系であれば、法務や事務、経理などを行い、会社と社員を支えていきます。

仕事の大変さは、どんな部署へ配属になるかで違うようです。しかし、大変な分やりがいは大きなものですし、成長の早さも段違いとなることでしょう。

大企業のグループ会社らしく、人材育成への取り組み意識は高く、多様な研修プログラムが用意されています。やる気があれば、勉強に打ち込める環境は整っているといえるのではないでしょうか。昇進はある程度まで年功序列なので、そこに不満を持つ人もいれば安心する人もいることでしょう。

第二新卒からSCSKを狙うなら?

第二新卒からSCSKを狙うなら、転職エージェントに登録してアドバイスをもらい、ライバルを一歩リードしましょう。SCSKの中途採用は、書類選考から始まり、一次面接で希望部署の部課長、二次面接で役員と面接し、適性検査で終了します。書類選考で落とされてしまえば元も子もありません。とくに、まだ特筆すべきキャリアのない第二新卒であれば、きっと自分の強みもまだよくわかっていないでしょう。

少ない年数のキャリアであっても、そこから魅力ある能力を引き出し、「この人を採用したい」と人事担当者に思わせる履歴書を書かなければなりません。それを実現してくれるのが、転職エージェントなのです。第二新卒からSCSKを狙うためのプランと、転職エージェントの選び方をご案内します。

第二新卒からSCSKを狙うためのプラン

第二新卒からSCSKを狙うのであれば、まずは転職エージェントに登録を行いましょう。そして、希望の職種に求められる能力を磨いてチャンスを待つのです。

例えば、ITインフラ系のシステムエンジニアであれば、「ITインフラ系に関する知識」「OSや仮想化のスキル」「クラウドサービスに関する知識」のいずれかが求められます。営業系や事務系であれば、TOEIC700点以上の基本的な英語力が求められることもあるようです。技術のスキルと英語力を磨きながら、転職エージェントからゴーサインが出るのを待つのが、賢い戦略といえるでしょう。

また、履歴書対策や面接対策も重要です。SCSKはグローバルITサービスカンパニーを目指しており、プロフェッショナルとして高い目標を持ち、挑戦していこうとする人材が求められています。熱いやる気が人事担当者に伝わるような書類を作り上げましょう。

また、社員の行動指針としては「Challenge」「Commitment」「Communication」の3つのCが求められています。挑戦はもとより、責任感や誠実さ、そして高いコミュニケーション能力を備えていると人事担当者に感じさせなければなりません。面接対策は、3つのCを意識して行いましょう。

こんな転職エージェントを選ぼう

第二新卒からSCSKを狙うなら、住友グループに太いパイプを持つ転職エージェントを選びましょう。そのためには、複数のエージェントに登録してみる必要があります。

いくつかの大手に登録を行い、SCSKへの転職を考えていると相談したときに、「ではまず、書類選考から」と答える会社と、「では面接選考をしましょう」と答える会社があると考えられます。順当に書類選考からのステップを勧める会社よりも、書類を飛び越えて面接からと提案してくれる会社のほうが、SCSKと頻繁な取り引きがあると考えられます。

ただ、そのような太いパイプを持つ会社があるかどうかは、打診してみないとわかりません。「面接から」と言われればラッキーと捉えましょう。そして順当に書類選考から行うことになったなら、履歴書についてきめ細かなアドバイスをしてくれる担当者を選びます。とくに、どんな人が採用されるか深い分析を行い、納得するようなデータを提供してくれる担当者であれば安心です。

また、技術系を志す人であれば、大手のほかにITエンジニアに特化した転職エージェントへ登録し、実際にサービスを比較検討したうえで一社に決めるのがおすすめです。

SCSKの求人や評判は?

若いころから大きな仕事を任せられることがあるなど、配属されるプロジェクトによっては同業他社よりもステップアップできると感じられる環境があるようです。本人の能力や仕事に対する意欲も大切になってきますが、取引しているクライアントの中には大きなクライアントもいるなど、積極的に仕事を求めていける職場かもしれません。給与に関しては、残業代が15分単位で支給されるなど、働いた分はきちんと貰えているようです。