就活に失敗したけど別に人生は終わらなかった。ちゃんと就職にも成功
女性/25歳(転職時)
転職活動期間:2ヶ月
この記事のもくじ
自分が新卒就活に失敗した理由は、とりあえず内定が出た企業に決めたこと
私が就職活動を行っていた時期は、東日本大震災やリーマンショックの影響で超就職氷河期と言われていました。希望の業界を絞らずとにかくたくさん受けて内定をもらったところに行くというのがメジャーでした。
私もご縁が会ったところに行ければそれでいいやと思って、とりあえずよく企業研究もしていなかった会社が内定を出してくれたので決めてしまいました。
よく業界のこと、企業のことを知らないで決めてしまったのは大きな失敗だと思います。
やっぱりちゃんと転職しよう!と思ったきっかけは
私の入社した会社は、入った当初は雇用形態が契約社員ですが、5年後に自動的に正社員になると聞いていました。しかし、実態は正社員A、B、Cのように区分を分けられていて契約社員上がりの人は待遇が変わらないのに、任される業務だけは増えていたのでした。
契約社員の契約期間の法律上の縛りから逃れるために名目上だけ正社員という名前を使っていました。私は、このまま会社に身を置くよりは、しっかりと正社員の仕事を探さなければと考え、転職を決意しました。
転職を決意してから行ったこと
まずは、転職について右も左も分からない状態なので、転職サイト、転職エージェントに登録しました。登録する際は、各種サイトやエージェントの口コミを観て、レビューが高かったものを選ぶようにしていました。
また、手軽にパソコンの知識を広げることができるので、ハローワークで開催されているエクセルやパワーポイントの講座も受講しはじめました。選考の中で、適性検査がある企業がほとんどなので、SPIの本を購入して時間を計って解答するなどし、対策をしていました。
利用した転職サイトはDODAとen(エン)
転職エージェント「DODA」を利用したことで、転職の期間を短縮し、スムーズに進められたと思います。自分自身で1から企業へ履歴書を送り、アポイントを取っていくのだと膨大な労力と時間がかかります。しかし、エージェントの方が、私と企業の間に入って、連絡をとってくれるので、仕事の合間に転職活動をすることができました。
また、こまめに進捗確認や、懸念していることの相談で連絡をしてくれて、だいぶ転職の不安は減らせたと思います。
自分なりに思う、就職を成功させられた理由はやはり資格
一回目の失敗があったので、しっかりと業界や企業のこと、転職市場のことを調べて応募したことだと思います。業界や職種を調べれば、その業界の先行きもわかるし、どんな資格が必要かというのが見えてきました。転職市場でも先に調べたおかげで、新卒のときに使った「SPI対策」が必要というのが事前にわかっていたので、早めに対策をして苦手な部分を克服することが出来ました。企業自体のことをしっかりと研究すると、自分が求めている条件と合致しているかがしっかりとわかってきました。
中でも、「転職会議」など、その会社で働いている人、あるいは転職済みの人の会社に関する正直な評価、意見が記載されているサイトを見て、より具体性を高められたのも良かったと思います。どんな人達が働いているのかの実態が見えると、求めている人物像がわかってきて、対策がしやすかったです。
実際に転職できた感想
最初ははじめての業界への転職はとても不安がいっぱいでした。
しかも、どうしても経験者の同期とは、最初の仕事の出来は雲泥の差が出来てしまいます。そのため、その人達の何倍も何十倍もその日にやった業務を復習する必要がありました。もちろん間違いも多く、たくさんの迷惑をかけてしまう日も数多くありました。
そんな日は、ひどく落ち込んで自分が転職したのは失敗だったのかなと思ってしまっていました。でも初心者ということを知っていてとってくれていたので、できるようになるまで、フォローをしていただけました。せっかく、自分で切り開いた道だし、何度かくじけても頑張らないといけないなと思いました。
最初は苦しくても、失敗を繰り返しながら、慣れてくれば、自然とできるようになるので、大きな心配はいらないと思いました。
これから転職しよう!と思っている方へのメッセージ
転職はリスクが大きいという印象もあるため、なかなか踏み切れないことも多いかと思います。
でも現状を変えたいのであれば、迷っている時間が一番もったいないです。
まずは、転職市場のことを把握して、エージェントの登録をして相談をするのが良いと私は考えます。そこで不安な面も含めて相談をすると自分の市場価値や、転職活動の進め方が見えてくると思います。
その上で、本当に転職をするのか決めるのでも遅くないです。
失敗への不安も多いと思いますが、まずは対策をして動くことが大切です。