ニートが就職するなんて無理。鼻で笑われていたけれど、資格取得で内定3社
女性/25歳(転職時)
転職活動期間:1年半
この記事のもくじ
ニートから脱却して就職しようと思ったきっかけ
ニートをやめたいと思った理由は、やはり両親や世間の見る目です。昔なら女性には家事手伝いなんて言われていた時代もあったかもしれませんが、現在では男性と変わらずに責められますね。たまに親戚の集まりなどがあると顔を出したくないぐらい、いろいろ言われてしまいます。
それに、やはり将来のことを考えると就職、それも正社員になっておかないと思いました。結婚するにも出会いもありませんので、やはり女性でも就職はすべきですよね。
何の強みもなかったから、資格を取得してから就活をはじめた
まずは、普通に就職活動をしたのですが、やはり良い条件の会社では採用されませんでした。現在と違い、就職氷河期と言われる時代だったのも悪かったです。ほとんどが書類審査で門前払い、もしくは1次面接で落とされるの繰り返しでした。えり好みしていたのもありますが、散々な結果に終わったのです。
そこで、今度は資格を取ることを決意して、1年近く勉強をしました。資格は、難しすぎずに就職に有利になるということで宅地建物取引主任者を狙いました。資格学校にも通って、みっちり勉強した結果、一発で合格することが出来ました。資格を取ってから就職活動をすると、すぐに良い条件の会社に内定をもらえました。
それも3つ同時に貰えましたので、やはり資格は強いですね。
利用したのは、リクナビでした
大手だということで、とくに何も考えずに選んだのですが使い勝手が良かったです。上手くいかないときに他のサイトも試したのですが、結局、ここに戻ってきました。
エージェントもよいのかもしれませんが、少し抵抗がありましたので、サイトで充分です。メール相談ぐらいならできますから、私には合っていたと思います。
特に力を発揮したのは2回目の就職活動の時でした。資格を求めてる企業が探しやすくて助かりました。おかげさまで就職できました。
自分なりに思う、就職を成功させられた理由はやはり資格
完全に資格だと思います。資格を取ってから、すぐに就職できました。
もちろん資格以外にも一連の就職失敗から学んで改善したこともありますので、他の部分でもよくなったのかもしれません。また、資格が完全に業種を絞った資格だったので、その業種のことについて勉強していたのも強みになりました。どこでもよいと就職活動をしていた頃は、浅い知識で面接に臨んでいました。そこを見破られていたのかとも思います。
資格をとったことで自信を持てるようになったのも大きいです。余裕をもって面接に臨めるようになりました。さらに一年の資格勉強生活の中で、筆記力の向上などの副産物も役だったと思います。
1年前とは別人のようになれたことが成功できた理由だと思うのは言い過ぎですかね。
実際に転職できた感想
まず、両親や世間の見る目が変わったのが嬉しかったです。
両親は、とくに喜んで、すごくお祝いをしてくれました。もっと早く親孝行すれば良かったと思いました。親戚には、自分がだらしなかったので仕方ないですけど、態度が180度変わった人もいました。そして、自分にも自信が付いて、細かいことで母と口げんかしたりしなくなりました。
何をするにも堂々とできるようになりましたし、細かいところではクレジットカードも作れました。それまでは、恥ずかしながら両親のカードをネット通販に使わせてもらっていました。
もちろん良いことばかりでなく、自分の時間がかなり減りました。残業なども多いです。大変で責任もありますけど、それでも、やっぱり正社員になれて良かったです。
これから転職しよう!と思っている方へのメッセージ
大変そうなイメージ通りに大変なことも多いです。自分の時間は半分以下になります。ですが、やっぱり正社員になると見られる目が違いますし、自分にも自信が持てますよ。先のことを考える回数も減って安心感も得られます。それまでは楽にしていても何か不安を抱えて行動していました。
イメージで恐れていないで、一度正社員になってみましょう。嫌なら辞めてしまえば良いと思いますよ。何をすれば良いかわからない人は、とりあえず資格を取って見るのも良いですね。たとえ落ちたとしても学ぶものがあると思います。