第二新卒や未経験でもファーストリテイリング(ユニクロ)の転職を目指すには?年収や求人情報も紹介

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泣く子も黙る巨大アパレル企業に成長したファーストリテイリング(ユニクロ)。その勢いは留まるとこを知らず、今やファストファッションの代名詞というよりも、グローバルなトレンドメーカーと言っていいほどです。

そんな大成長企業、ファーストリテイリング(ユニクロ)に転職するには? さすがに第二新卒や未経験だと難しいのが現状です。この記事では、難しいを乗り越えるノウハウを指南します。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

ファーストリテイリング(ユニクロ)とは?

ファーストリテイリングは、衣料品の製造・販売を行う「ユニクロ」「GU」をはじめとする8つのブランドを展開するアパレル企業です。前身は1946年に創業者である柳井政雄氏が山口市に立ち上げた「小郡商事」。

同社の主幹事業であるブランド「ユニクロ」の1号店は1984年に広島市で産声をあげました。1998年にはフリース衣料をリリースして爆発的な人気に。以降、ヒートテック、ウルトラライトダウン、エアリズムなど数々のヒットを産み出し、現在では20カ国以上に展開するブランドに成長しています。

ユニクロの最大の強みは、自社で商品企画、生産、物流、販売を一貫して行っていること。商品によっては、繊維・素材からの開発も進めています。 

その結果、アパレルメーカーとしてのファーストリテイリングの実力は、ZARAを運営しているInditex、H&Mに続き業界第3位! 1999年には東証1部上場も果たし、連結従業員数は56,661人(2020年2月29日現在)という大企業に発展しました。

ファーストリテイリング(ユニクロ)の求人・募集情報

ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社するには、「新卒・第二新卒採用」「中途採用」「店舗スタッフ採用」の3つの入口があります。
中途採用では専門的なスキルが求められ未経験の場合ハードルが高いため、ここでは「新卒・第二新卒採用」で募集している職種に絞って見ていきます。

グローバルリーダー(総合職)社員

ユニクロ、GU、プラステで募集。海外に通用する実力を身につけ、グローバルで活躍したい人向けの求人です。全国勤務で、海外勤務の可能性もあります。

日本全国と海外の店舗で店長やスーパーバイザーとして店舗経営のプロを目指すほか、本部でMD(マーチャンダイザー)やマーケティング、人事、経営企画などの業務を行います。

なお、ユニクロでは通年採用も実施しています。たとえ不採用となっても期が変われば再チャレンジできるほか、選考を通過した人には「ユニクロパスポート」を発行。発行から3年以内であれば、いつでも最終面接を受けることができます。

地域正社員

特定の地域で正社員として勤務します。店長代行候補者として、ユニクロにおける店舗運営スタッフからスタート。具体的には、接客などの日常的な業務から、後輩の育成、商品の仕入れ、管理事務などさまざまな業務を担当します。

本人の希望と資格取得により、店長、エリアマネージャー、グローバルリーダー(総合職、全国転勤アリ)などのキャリアパスが用意されています。

地域正社員の約半数は、接客・販売未経験からのスタート。応募条件も「高卒以上」とハードルが低いので、未経験で学歴に自信がない人にもおすすめです。

※販売スタッフ(アルバイト)として入社しても、半年に1度地域正社員登用のチャンスがあり。業務チェックシートによる評価が合格ライン以上かつ筆記試験に合格すれば面接に進むことができます。

平均年収

ファーストリテイリングの2019年8月期有価証券報告書(※)によると、平均年収は900万4,000円(平均年齢38.4歳、平均勤続年数4年7ヶ月)! もちろん職種にもよりますが、アパレル業界においては最強レベルと言えるでしょう。

ただし、グローバルリーダー社員と地域正社員の年収には大きな差があり、国内外への転勤を伴い、将来的に管理職も目指せるグローバルリーダー社員の方が年収は高く設定されています。

(※)有価証券報告書 | FAST RETAILING CO., LTD.

第二新卒や未経験でもファーストリテイリング(ユニクロ)に転職できる?


第二新卒や未経験でもファーストリテイリング(ユニクロ)に転職することは可能です。ただし、業界屈指のホワイト企業であり年収も高く設定されているため、倍率が高いことを覚悟してください。

事実、大手転職サイト「doda」が情報を提供する「転職人気企業ランキング2020<業種別>-社会人が選ぶ“働きたい企業” 第1位は? |転職ならdoda(デューダ)」の小売・外食部門では、ファーストリテイリングが第4位。GUも15位と健闘しており、ファーストリテイリングの傘下企業に転職することはとても困難なことが想像できます。

ファーストリテイリング(ユニクロ)転職に必須のスキル・知識

職種によって求められるスキルは異なりますが、基本的には職種に即した実務経験が必要となります。

例えば、MDやマーケティング、デザイナーやパタンナー、ECやIT職などの専門職であれば、他社での実務経験がなければ採用には至りません。まったくの未経験の場合は、店舗運営・店舗支援(営業)や店舗運営スタッフ、販売職を選択すれば特にスキルを問われず、地域正社員に至っては、半数以上が未経験出身なので第二新卒や未経験者でも転職成功の可能性はあると考えられます。

また、職種によっては語学スキルが必須となります。

求められている人物像

ユニクロが求めているのは、下記の人材です。第二新卒や未経験でも合致するパーツがあれば、チャレンジする価値はありそうです。

高い志

ユニクロの目標は、「世界一になること」です。そのため、今自分に何が足りないか、何を努力するべきか。成長意欲を持つ人が求められています。

本質を見極められる人

妥協、思考停止、無策といった状況に陥らず、常に危機感を持って現場から学び、さまざまな知識や価値観、事例を貪欲に吸収する人は歓迎されます。

“変える”

自ら主題的に課題を発見し、全力で課題解決に取り組み、新しい価値を生み出す。例えクリエイターでなくても求められる資質です。

“やり切る”

障害や失敗があっても、責任を持ってミッションをやり切る。良い意味で執念深い人がユニクロ向きと言えます。

人に熱い

ユニクロのビジネスは、チームワークを基盤に成り立っています。どれだけ相手の立場に立って物事を考えることができるか。コミュニケーションを生み出すことができるか。その可能性を採用担当者は重視しています。

人気のユニクロへの転職は、転職エージェントの力も借りるとスムーズです。既卒向けの頼れる転職エージェントをまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。

ユニクロへの転職は、職種によってハードルの高さは千差万別。どこから攻める?

アパレル業界の中でも、年収・労働条件ともに異例の高水準を誇るファーストリテイリング(ユニクロ)。それだけに、第二新卒や未経験の採用はなかなかハードルが高いのが現実です。

それでも職種によっては、すんなり採用される可能性も…? こればかりはスキルはもちろん、募集のタイミングにも左右されます。

まずは間口の広い職種から正社員として入社し、キャリアを積むというのもファーストリテイリング(ユニクロ)で長期間に渡り正社員として活躍するひとつの手段でしょう。

どんなにハードルが高くても、攻め方次第で不可能を可能にすることはできます。むしろ可能性に溢れた第二新卒・未経験者こそ逆境をチャンスに変えられるかも!?