未来工業は伝説のホワイト企業。第二新卒向け採用してる?転職情報や求人・年収・評判・口コミを含めて検証してみた
岐阜県に本社がある未来工業をご存じでしょうか? その社名を知らなくても、「日本一ホワイトな企業」という響きを聞いたことがある方はいらっしゃるかもしれません。
このページでは、未来工業が「日本一ホワイトな企業」と呼ばれる秘密に迫ります。併せて気になる採用情報についてもお伝えします!
せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
この記事のもくじ
未来工業は超ホワイト企業!?その評判は本当だった
「日本一ホワイトな企業」として名を馳せる未来工業。2015年には、第一回「ホワイト企業」において大賞を受賞したことからもお墨付きです。
実は2011年にも未来工業は、第一回「日本で一番大切にしたい会社」で大賞を受賞しています。これもホワイト企業の証であり、ホワイト企業の先駆けと言っても過言ではありません。
伝説のホワイト企業である理由を説明する前提として、まずは未来工業がどのような事業を展開しているか説明します。
未来工業とは
未来工業は、電気設備資材、給排水設備、ガス資材設備の製造販売を行っています。電気、水、ガスと、私たちの生活に欠かせない分野の製品を製造・販売することで、収益を得ています。
主要製品は、室内にある電気のスイッチを壁の内外から覆う「スライドボックス」。そのほかにもオリジナル製品の製造を手がけ、特許保有件数は約800件、意匠保有件数は約1,700件という実力派企業です。しかも業績は、会社設立の1965年以来赤字なし! さらに特筆すべきは、本社が岐阜県なのです。
日本国内に企業は星の数ほどあるというのに、岐阜県に本社を置く企業が伝説のホワイト企業と呼ばれるようになった理由については、後述します!
具体的に未来工業で採用している仕事はどんな内容?
開発:新製品の企画や既存製品改良のための開発を行います。
営業:商社への商品PRとお客様からの情報収集を担当します。
製造:製造現場で機械のオペレーションを行います。
※2021年の採用については、営業職(盛岡営業所)のみとなっているようです。なお、個人のノルマはありません。
未来工業の働きやすさや年収、将来性は…
とにかく社員が働きやすいと評判の未来工業。日本一のホワイト企業と呼ばれる理由を覗き見してみましょう。
年間休日は約140日!
未来工業は、「日本でいちばん休みが多い会社」としても知られています。「上場企業がそんなに休んで大丈夫なのか!?」とも疑問に思いますが、これは、社員のワークライフバランスを重要視しているから。
未来工業は、豊かなプライベートの上に仕事の充実があると考えています。そのため、年間休日は約140日を採用しているのです。実際に社員は長期休暇を利用して旅行などを楽しんでいるのだとか。
全員が正社員
「人材をコスト扱いしたくない」との考えから、従業員は全員正社員。定年は70歳までの選択定年制を採用、こうした背景から長く働き続ける社員が多く、平均勤続年数は20年以上となっています。
残業は原則0
「睡眠8時間、仕事は8時間以内、残り8時間は好きなことに」。が未来工業のモットー。社員は時間内に仕事を終わらせる方法を常に考え、実行に移しています。もちろん、仕事の持ち帰りもNG!
5年に1度、全額会社負担で海外旅行
全社員を対象とした海外旅行を5年に1度実施。行き先を含めたすべての企画は社員自ら考えます。
充実の自己啓発支援制度
未来工業では、プロとして活躍の幅を広げる目的で、業務に役立つ資格取得費用やスクールの費用を全額負担しています(上限あり)。
年功序列の報酬体系
人が力を発揮するまでに時間が経つ、との考えから、未来工業では年功序列の報酬体系を採用しています。もちろん頑張っている社員には昇格もあり、自己推薦だってOK!
初任給こそ月収は約20万円程度ですが、年功序列で給与アップが約束されているから仕事を長く続ける楽しみも増えます。なお、社員の平均年収は650万円程度と高年収! 勤続年数が長いことが平均年収の高さにつながっています。
第二新卒や既卒で未来工業に採用してもらえる?
2021年の応募資格については、「2021年3月に4年制大学、大学院、短大、高専を卒業見込みの方」「4年制大学、大学院、短大、高専を既に卒業し、29歳まで(長期雇用によるキャリア形成のため)の2021年3月22日に入社できる方」となっています。
採用人数は未定ですが、第二新卒や既卒でも採用される可能性はありそうです。なお、参考まで、2019年度の採用者数は15人となっています。
実際に未来工業への転職が成功しそうなスキルや能力
企業理念である「常に考える」姿勢を持って、何事にも主体的・積極的に行動できる人間が望ましいとされています。
特に営業職の場合は、コミュニケーションスキル、情報収集力などが求められます。
企業研究で希望の転職先の合格率をあげよう:
国内NO1ホワイト企業、ハードルは高そうだけどチャレンジする価値はアリ!
ホワイト企業のパイオニアであり、離職する社員が少ないことからなかなか採用のハードルが高い未来工業。本社が岐阜県のため、都心部での求人がなかなかヒットしないこともさらにハードルを上げています。
それでもこれだけの好条件の企業というのはなかなか存在しないもの。転職エージェントに相談したり、マメにホームページの採用情報をチェックして、条件さえ合えば応募してみてはいかがでしょうか。