初めての転職でも、スケジュール管理ができていれば転職活動はうまくいく!

初めての転職でも、スケジュール管理ができていれば転職活動はうまくいく!のイメージ

新卒で今の会社に入社して早数年。「社会人」にも慣れ、周囲にも結婚や転職など、人生の大イベントを迎える方が増えてきたのではないでしょうか。そして今度は「あなたの番です」。この記事を探り当てたということは、転職を検討しているのですよね?

結論から先に言いますが、転職活動はスケジュール管理に始まり、スケジュール管理に終わります。だけど計画を立てるのが苦手…そんな方でも難なくトライできる、転職活動のスケジュール管理法について指南します。

初めての転職活動
何から進めればいいの?

第二新卒の場合、転職活動は初めてという方がほとんど。
そんな方に向けて、ちょっとした疑問から、具体的な転職活動までサポートしてくれるのが転職エージェント。

転職で必要なノウハウを無料で教えてもらえるので、まずは相談してみるのが近道です。

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この記事のもくじ

転職活動の成功はスケジュール管理にある

前述の通り、転職成功の鍵を握るのは転職活動のスケジュール管理です。これはなぜかと言うと、ほとんどの方は「働きながら」転職活動をするからです。

新卒時に就職活動をした時の立場は、学生だったはずです。学生なら時間も有り余るほどあるし、集中して就職活動ができました。これが転職となると、働いている場合はまず転職活動に割く時間がありません。書類をつくったり、面接に出向いたり、そもそも求人を探したり。今後の人生にも大きくかかわってくる転職なのに活動に時間をかけられないということは、誤った選択にもつながる恐れがあります。

たとえ離職中で時間があるとしても、企業にとってブランクはマイナスでしかないため悠長にしていられません。収入がないことから、金銭的にも余裕がなくなります。

そのため、転職活動にはスケジューリングが必要なのです。いつまでに退職して、いつまでに転職(入社)する。まずスタートとゴールを決めることが重要です。

時間と期間は逆算して考える

一般的に、企業に応募してから入社までにかかる期間は、個人差もありますが3~6ヶ月だと言われています。応募する前に情報収集もしなくてはいけないので、それを考えると+2ヶ月、と考えて良いでしょう。そうしたことを踏まえ、まずは数ヵ月後にゴール(入社日)を設定しましょう。ゴールが決まれば、「今自分がすべきこと」が見えてきます。

1:入社日から退職時期を設定する

ゴールを設定したら、逆算することで自ずと退職時期が見えてきます。仕事の引き継ぎや有給休暇の消化、ボーナスの時期などもふまえて、退職時期を決定しましょう。なお、法律上では2週間前に会社に退職意思を伝えれば退職は可能となっていますが、2週間では引き継ぎもままならないので、最低でも1ヶ月以上前に退職意思を伝えることが社会人としてのマナーです。

2:求人応募のスタート日を設定する

退職時期を設定したら、次は求人への応募を開始する日を設定します。求人に応募して内定をもらうまでには選考などの時間もあるので1ヶ月前後かかります。そう考えると、退職時期の1ヶ月以上前を目安に応募日を設定する必要があります。複数応募する場合はその間に複数の面接を受けなくてはなりません。できるだけフレキシブルに対応するため、仕事が一段落した、有休を消化しやすい時期を見越して設定しましょう。応募開始日に応募を集中させると、1日に複数の面接を設定できる可能性もあるのでさらに効率的です。

3:転職準備を開始する日を決める

最後に、転職準備を開始する日を決めます。転職準備とは、自己分析や情報収集、応募書類の作成などのことを指します。この準備が転職活動においてはもっとも重要なことから、費やす時間は長いに越したことはありません。最低でも2~3カ月はかけるようにしたいところです。つまり、応募開始日の2~3カ月前には設定しましょう。

転職活動開始から完了までの期間と流れ

転職のスケジュールを管理するためには、転職活動開始から完了(入社)までの流れを理解しておく必要があります。働きながら転職活動を行う場合は、下記のようなスケジュールでステップを踏むのが一般的です。

  1. 転職準備を行う(2~3カ月)
  2. 求人に応募する(数日間が理想的)
  3. 企業の面接を受ける(1ヶ月)
  4. (内定をもらった場合)内定を承諾するか検討する
  5. 現在の会社の退職手続きを行う
  6. 引き継ぎと残務処理を行う(1ヶ月)
  7. (有休が残っている場合)有休を消化する
  8. 転職先の企業に入社する

管理・調整がうまくできないときの対処法

スケジュール管理がどうしても苦手、自信がない、という方なら、転職エージェントの利用がもっとも効果的です。なんと、上記の①転職準備から⑤現在の会社の退職手続きを行う、に至るまで転職エージェントが「無償で」サポートしてくれます。また、⑧転職先の企業に入社する、においても、転職エージェントは強い味方です。下記に詳しく説明します。

①転職準備を行う

転職準備に欠かせない自己分析や応募書類の作成まで、転職エージェントがサポートしてくれます。それどころか、あなたの適性も見抜いて、意外な転職先を提案してくれることも。

②求人に応募する

転職先を紹介してくれる場合には、転職エージェントが企業にあなたをプッシュしてくれます。応募時に必要な「添え状」なども一切必要なし!

③企業の面接を受ける

面接の日時も転職エージェントが設定してくれます。エージェントによっては面接に同行してくれることもあるので心強いですよ。

④(内定をもらった場合)内定を承諾するか検討する

内定の承諾/辞退も転職エージェント経由で行えます。

⑤現在の会社の退職手続きを行う

退職手続きについても、転職エージェントがアドバイスしてくれます。「引き止め」にあった場合も、上手な逃れ方を指南してくれますよ。

⑧転職先の企業に入社する

入社日も転職エージェントが交渉してくれるので、入社可能日を伝えるだけでOKです。

「勝ちの転職」の鍵を握るのはスケジュール管理

「転職したい」そう思った時に、計画性がないと転職活動そのものがグダグダになってしまいがちです。その結果、いつまで経っても転職ができない、ということも…。本気で転職したいのであれば、事前の綿密なスケジューリングが欠かせません。

どうしてもスケジュール管理が苦手な方は、転職エージェントに丸投げしてしまいましょう。まるであなた専用の秘書のように、効率的なスケジュールを組んでくれますよ。その際に、どこのエージェントを選ぶのかも重要です。転職を希望する業界や業種が決まっている場合は、それに強いエージェントにお任せするのがポイントです。

また、エージェントには複数登録するのもお約束。これは、エージェントの担当者にも当たり外れがあるためです。エージェントにスケジュール管理を任せる場合は、担当者との相性も考慮してスマートかつ短期間での転職を実現させてくださいね。