ジェイック(JAIC)営業カレッジの2ch評判や口コミまとめ。悪いのは本当?
株式会社ジェイックが運営している、20代正社員就職・採用支援サービス「営業カレッジ®」。既卒、第二新卒、大学中退、フリーターの就職支援・面接会を行なっており、未経験から正社員で活躍することを目指せます。
ここでは、就職成功率は80.3パーセントを誇るというジェイックの営業カレッジの実際の評判をまとめてみました。
本当に活用できるのか、就職先は結局どうなるのか…。気になるところを解消して、上手に活用してみてくださいね。
この記事のもくじ
ジェイックは営業職に特化しているのが最大の特徴
そもそもジェイックは、厚生労働省委託(職業紹介優良事業者推奨事業)が決める「職業紹介優良事業者」にも認定された、信頼できるサービスを展開しているのも特徴です。全国に1万社以上ある職業紹介会社のなかでも、わずか48社(2017年9月時点)のみが認定されているものなので、信頼度が高いことが伺えます。
ジェイックを利用するメリット
まずはメリットからご紹介していきます。ジェイックならではの特徴的なサービスを見ていきましょう。
営業カレッジという2週間の研修期間がある
ジェイック最大の特徴が「営業カレッジ」です。社会人の基礎が身につく就活講座と20社の経営層と直接面接ができる集団面接会の二部構成になっています。
営業カレッジは2週間行われ、無料で参加することができます。カレッジの研修は10日寛ありますが、そのうち2日間で飛び込み営業を行います。
実際に担当エリアを振られ、アンケート調査を行うことになるんだとか。
目標設定、成果報告、日報、調査結果のプレゼンなども行うため、実践の営業にかなり近い研修が受けられるようです。
フリーター・未経験・既卒からの就職成功率が80.3パーセント
そもそも、一般的なフリーター・既卒からの就活の場合、成功率は48.9パーセントというデータがあります。(2017年卒マイナビ大学生内定率調査より)
それに対してジェイックを使って就活を行なったフリーター・既卒からの就活成功率は80.3パーセント。なんと約2倍の成功率にもなるんです。
これは、ビジネスマナーから面接対策、履歴書の書き方までを無料の就活講座でサポートしていることが大きいでしょう。ほんとうの意味で就活対策を最初から最後まで丁寧に行なってくれるのです。
就職してからの定着率が94.3パーセント
しかも、就職後の定着後も94.3%にものぼります。
これは、ジェイックがスタッフが実際に足を運んで確認した企業のみを紹介していることも大きいようです。おかげで、就活生が安心して働ける企業を見極めるため、厳しい審査基準を設けてそれにクリアした企業だけを紹介してもらえます。
さらにジェイックでは、3つの約束として次のことを明記しています。しっかりと宣言されているので安心できますね。
ジェイック3つの約束
- 1.正社員のお仕事以外のご紹介はいたしません。(スーツを着て働くお仕事が中心です)
- 2.外食、投資用不動産、アミューズメントなどの離職率が高い業界はご紹介いたしません。
- 3.ご紹介する会社は社内の雰囲気から福利厚生まで、すべて実際に足を運んで確認しています。
就職後も受けられる個別サポート
最初から最後まで、専任のスタッフがずっとサポートをしてくれるのも心強いポイントです。
就活の準備や実際の就職活動だけでなく、就職が決まってから1年間はいつでも相談ができます。新しい職場での不安や悩みを相談できるのは安心ですね。企業側とのパイプがあるので、すぐに問題解決ができるかもしれません。
入社した会社に早く馴染み、長く安心して働けるように丁寧なサポートをしてくれます。
ジェイックを利用するデメリット・失敗しがちなポイント
続いて、ジェイックを利用するデメリットです。
メリットでご紹介した項目が、デメリットと感じる人もいるかもしれません。早速見ていきましょう。
営業カレッジがキツイ
メリットとしてご紹介した「営業カレッジ」ですが、長期間に渡る研修や飛び込み営業が向いていないと感じる人がいるようです。
飛び込み営業は露骨に嫌な顔をされたり、門前払いをされたりすることもあるので、そういったことを引きずってしまうタイプの人には向いていないかもしれません。
ものが売れる喜びや、話を聞いてもらうためにどうすれば良いか考えて行動することにやりがいを感じる人でなければ辛いと感じてしまうでしょう。
集団面接会に当たり外れがある
営業カレッジの終わりに実施される集団面接会ですが、研修のタイミングによっては参加企業が少なかったり、魅力的でない企業が来ることもあるようです。
集団なので1社と話せる時間が短くアピールしきれなかったと感じている人もいるようです。
30歳以上の人には向いていない
ジェイックのサービスは既卒、第二新卒、大学中退、フリーターの人をターゲットにしています。特に20代に特化したサービスなので、30歳以上の人は他の転職エージェントを利用する方が良いでしょう。
営業に興味がない人にも向いていない
営業カレッジの名称からもわかるように、営業職に興味がない人には向いていません。
営業に興味がある人や、どんな仕事がやりたいのかわからないという人は、ぜひ参加してみましょう。実際に営業の実践に近い研修を受けられるので、働いたときのイメージや適性を知ることができるはずです。
勤務地の中心は一都三県・関西・名古屋・福岡
ジェイックが紹介している企業の多くは一都三県・関西・名古屋・福岡に所在地があります。
他のエリアでの就職を考えている人には向いていません。
ジェイックは営業職を目指すなら使う価値あり!
未経験から営業職を目指すのであれば、ジェイックへの登録をおすすめします。
ジェイックは、未経験から優良企業の正社員で就職したい人に向けた手厚いサポートが特徴です。特に営業について学べる「営業カレッジ」では、営業職で必須のコミュニケーション能力を高めることができ、ともに就職を目指す仲間と切磋琢磨しながら就活に挑むことができるでしょう。
近年、企業は言われたことをするだけでなく、自分で考えて行動できる人材を採用する傾向があります。AIが発達した未来でも、臨機応変に対応できる営業のスキルを身につけられたら一生の武器になるはずです。
営業職で活躍したいと考えている人はぜひ検討してみてください。
ジェイックは体育会系、ブラック体質って本当?
ジェイックというと、研修が体育会系だとか、未経験なのに飛び込み営業をさせられるとか、ブラック企業を紹介されるなどネガティブな口コミを目にしたことがある人も多いかもしれません。でも、果たして本当にそうなのでしょうか。
まず冒頭でもお伝えした通り、全国に1万社以上ある職業紹介会社のなかでも、職業紹介優良事業者に認定された48社のうちのひとつです。一定の基準をみたした事業者だけが認定を受けることができることからも、信頼できるサービスを提供していると考えられます。
また営業カレッジ(現就職カレッジ)では、ビジネスマナーの研修もあります。大きな声で挨拶をしたり、上座下座などについても学ぶので、体育会系だと捉えられることもあるのかもしれません。近年は、フラットな関係性を望む求職者も多いですが、商社や金融系、広告代理店などではまだまだ体育会系が好まれる風潮もあるので、志望する業界によっては必要な要素かもしれませんね。
さらにブラックだと言われる理由として多いのが、営業カレッジの飛び込み営業研修だと思います。元々は500円の本を飛び込みで販売するものでしたが、2018年度から4~5人のチームでフィールドワークを行う飛び込み実習に変更になっています。もちろんこれまでやっていた飛び込み研修も、あくまでも研修であり、罰則などはありませんでしたが、世間の反応を受けて研修内容の見直しを行ったということです。ジェイックの目的は、厳しい研修をして求職者をふるいにかけることではなく、社会に出てからも役立つ力を身につけてもらうことです。その目的に沿って、必要に応じて研修内容の見直しなどにも積極的に取り組む姿勢からも、ブラックだとは言えないと思います。
そして、紹介される会社がブラックだという意見もあるようですが、これについても最大限排除する方針を採っています。ジェイックを利用するメリットでも紹介した通り、離職率が高い飲食、投資用不動産、アミューズメント業界の求人の紹介はしていません。
また、企業を選別するために5か条を設けているのも安心できるポイント。ジェイック社員が2回以上足を運び、未経験者を育てる環境があるか、経営基盤などを確かめた上で選定しています。また、就職後すぐに退職してしまうと企業からの報酬をもらえないという裏事情もあり、ジェイックにとってもブラック企業を紹介するメリットはありません。
最後に、定着率は94.3%という高い実績を残しています。その背景には、入社前、入社後1~3か月・3~6か月・6~12か月後にそれぞれ研修を実施して、継続的にサポートしているからです。就職後、ここまでフォローしてくれるエージェントは他にはないと思います。
部分的に見るとブラックだと感じる点もあるかもしれませんが、知られていないだけでジェイックには魅力的な強みもたくさんあると思います。口コミの情報だけを信じすぎず、自分の目で確認してみることも必要かもしれませんね。
営業カレッジの他にこんなサービスも
ジェイックと言えば営業カレッジが有名ですが、実は対象者別にさまざまなサービスを用意しているのを知っていましたか?営業以外のサービスについて、3つ紹介します。
女子カレッジ(20代女性の既卒・第二新卒・中退・フリーター・ニート向け支援サービス)
女子カレッジでは、女性の特性やキャリアに重点を置いた研修を6日間行います。営業カレッジと比較して研修期間が短いため、3週間程度で内定をもらえる人が多いようです。具体的には、女性ならではの仕事の取り組み方やライフイベントも意識したキャリア形成などについて学びます。飛び込み実習の代わりに、自ら設定したテーマで街頭調査をし、女性が働くことについてまとめてプレゼンをします。入社後のフォローも他のサービス同様に受けることができます。
紹介する求人も総合職メインの営業カレッジとは違い、事務職や販売系が多く、内定者のうち42%が内勤だそうです。また女性が長く働き続けられるよう、産休や育休制度があり、土日休みの企業を中心に紹介してもらえます。
女性は必ず女子カレッジを受けなければならないわけではなく、自分の望むキャリアを実現するために営業カレッジを受ける人もいます。それぞれメリットがあるので、自分にあった研修を選択しましょう。
新卒カレッジ(就活を開始した大学生・大学院生・短大生向け支援サービス)
大学4年生、大学院2年生、短大生や専門学校生を対象にし、自己分析や企業研究から身だしなみや挨拶などの社会人としての最低限のマナーやスキルを1Day研修で学びます。エントリーシート不要で約10社と面接することができるため、スピーディに就活を進めることができます。1人で就活を進めることが不安な人は一度相談してみるといいと思います。
セカンドカレッジ(大学・大学院を中退した人向け就職支援サービス)
大学や大学院を中退という経歴を活かすノウハウを7日間で学ぶことができます。もちろん、他のサービスと同様に基本的なビジネスマナーや面接のテクニックなども習得することができます。そして、大学・大学院中退に理解のある企業20社以上と面談することができるのが最大のポイントです。経歴を理解した上で、書類選考なしで面接できるのはありがたいですね。入社後のサポートも、営業カレッジ同様に受けることができます。
実は、ジェイックは複数エージェント利用する人も多数
転職エージェントには、それぞれ強みや特徴があります。ひとつのエージェントで要望を満たせればよいですが、そうでないことも多いので、複数のエージェントを利用している人も多いです。
特にジェイックの場合、紹介してもらえる求人は中小企業が中心のため、大手や上場企業への就職を考えている人は、大手転職エージェントを利用していることもあります。また営業以外の仕事を希望する人も、業界や職種を絞ったエージェントを併用しているようです。また、企業によってはひとつのエージェントにしか情報を出していないこともあるので、複数利用しておく方が漏れなく求人情報を集められると思います。
ただ、エージェントによっては併用していることを嫌がり、きちんと対応してくれないケースもあるようなので、複数利用する場合は黙っておいた方がいいかもしれませんね。
ジェイック営業カレッジのカリキュラムはこんな感じ
営業カレッジに興味を持った人もいるかもしれないので、具体的な研修内容をご紹介しておきます。
オリエンテーション
はじめに研修の意図やルールを伝え、心の準備をしてもらいます。就職するための研修であると同時に、社会に出る準備も兼ねているので、遊びではないと認識してもらうための大切な時間です。
自己分析
研修を受ける前の段階では、自分に自信がなかったり、やりたいことが分からない人が多く、就活に必要な主体性が低い状況です。就活を成功させるためには、誰かから答えを与えられるのを待つのではなく、自分で考えて決めることが大切です。まず自分がどんな人生を送りたいのかを知り、それを実現するためにどんな仕事に就くのか、どう働くのかなどを考えていきます。
企業選びの考え方
ジェイックで紹介される会社の中から、志望する会社を決めるのはあなたです。会社を選ぶ時に大切なのは、求人情報に出ている給料や福利厚生などの条件だけを見るのではなく、理念や考え方など内面的な部分も見て判断することです。なぜそれが必要なのか、それをどう見極めるのか、自分のやりたい仕事をできる会社をどうやって見つけるのか、などを学びます。
ビジネスマナー
面接などの就活マナーはもちろん、入社後に必要とされるビジネスマナーも研修内容に盛り込まれています。挨拶の仕方から名刺交換など、いずれ必要になることを事前にマスターしておけるので、入社後ライバルにも差をつけられますね。
飛び込み実習(2018年度から内容を変更)
チームを組み、テーマやアンケート内容を話し合って決めます。それを元に、企業へ訪問しアンケート調査を行い、結果を分析して発表します。自分で考えて行動し、分析内容をプレゼンするという一連の流れは、入社後も必要とされる力です。入社前に経験できる貴重な機会なので、しっかり取り組みましょう。
面接対策
二人一組で、企業を担当する営業メンバーと模擬面接を行います。模擬面接の後に、お互いの感想を伝える時間を設けているので、客観的な意見を元に振り返ることができます。また各企業の営業担当者から、訪問して得た具体的な情報やアドバイスをもらうことができ、対策を練った上で個別面接に臨むことができます。
第二新卒や既卒、フリーターにもジェイックは使える?
ジェイックは既卒、第二新卒、大学中退、フリーターの人向けのサービスを展開しています。20代、未経験から正社員を目指すのであれば利用を検討してみましょう。
営業カレッジの参加者については次のデータがあります。
参考にしてみてください。
【年齢】
・〜22歳 18パーセント
・23〜25歳 50パーセント
・26〜29歳 32パーセント
【学歴】
・大卒 70パーセント
・大学中退 11パーセント
・高卒 10パーセント
・専門卒、短大卒 9パーセント
【職歴】
・アルバイト経験のみ 70パーセント
・社会人経験あり※派遣・契約を含む 30パーセント
(ジェイック・営業カレッジホームページより)
ジェイックを利用した人の口コミ・評判
気軽に相談に乗ってもらえたのが良かった
利用してよかったなと思ったのは、相談に乗ってくれる人がいたということです。
自分では、なかなか就職活動が進んでいなかったのですがジェイックに出会ってからは、就職活動に意欲が芽生えました。
(20代・男性)
細かい気配りがとてもありがたかった
ジェイックのいいところはサポート力だと思っています。
常に電話をくれたり、メールをくれたり。面接の前日にも電話をくださって不安なことはないかと聞いてくださったりと本当にいい人に巡り合えたなと思いました。
いい求人も紹介していただいて本当に良かったです。
(20代・女性)
求人を見に行くのがちょっと面倒…
困ったことは一回一回求人を見に行かないと求人情報を知ることができなかったので、面倒な部分が多少ありました。
また男性向け求人が比較的多いのかなという印象で、自分のやりたいと思っていた内容の仕事が少なかったようにも思います。
(20代・女性)
まとめ
ジェイックの特徴についてご紹介してきました。営業職に興味がある、どんな仕事が自分に向いているかわからない、と考えている既卒、第二新卒、大学中退、フリーターの人はジェイクの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
2週間の研修を通して働くことの楽しさややりがい、大変なことを体験することもできるでしょう。就活のはじめから就職した後にもサポートをしてもらえるのも安心できるポイントです。
自分にあった転職エージェントを選んで、納得できる就職活動をしていきましょう!