IT業界は今後どうなる?第二新卒や既卒、未経験でも将来性はある?
第二新卒として転職活動をしていく上で、新卒で就職活動をしていたときと違って気になるのが業界の将来なのではないでしょうか?とくに新卒で入社した企業が業績不振であったという経験を持つ方にとってはなおさらのことでしょう。AIによってさまざまな役割が取って代わられると言われる今後、IT業界への転職はポジティブなものなのでしょうか。第二新卒、そして既卒でIT業界に飛び込む場合に知っておきたいポイントをまとめましたので、ぜひ参考にして転職活動につなげてくださいね!
この記事のもくじ
IT業界の今後が心配。未経験から飛び込む価値はある?
GAFAをはじめとして世界の頂点に経つ業界とも言われるIT業界ですが、果たしてそれは本当なのでしょうか。IT業界とひとことで言っても実はさまざまな分野に分かれており、たしかに頂点に君臨するだけ現代の生活を続けていく上ではもはや不可欠と言われる分野も存在します。
ECはもはや生活必需品
現代の生活で、洋服を一着購入するのも、靴を購入するにも、インターネットを使用しますよね。無論、自分の目で見て現物を店頭で購入したいと考えて行動される方もまだまだいらっしゃいますが、現実にはECサービスを提供する企業は数多くのユーザーを抱えています。今後日本国内の急激な老齢化が進めば、重い荷物や遠くまで行かねば入手できないものを必要としたときに、必ず重宝されるサービスであることはいうまでもありません。
口コミサイトも日常的な存在
行ってみたいレストランやホテル、ネイルサロンやヘアサロンについて、事前にインターネットで情報収集するのもまた当たり前の行動となりました。すでに使用したことのあるユーザーの口コミはとても参考になるので、いざ行ってみて大失敗というリスクを軽減させることができ重宝されています。
広いIT業界の中に未経験で転職して、将来性は期待できる?
ここまでIT業界での就業未経験の方に向けて、比較的身近なIT業界の分野についてご説明しました。実はこれ以外にもさまざまな分野が存在し、それらすべてを合わせてIT業界と呼称します。未経験で入社する場合でも、そのジャンルについてはしっかりと事前に研究しておきましょう。まず、IT業界は以下のような分野に分かれます。
- インターネット業界(WEB業界)
- 情報処理サービス業界
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
この4つはおおまかに分けた場合の分野であり、これらが複雑に交わり合って新たなサービスを日々生み出しています。
業界だけを切り取って見れば、2008年のリーマン・ショックや2011年の東日本大震災による影響で低迷した時期もありつつ、現在では市場の伸び率も約+6%と再び成長していきます。未経験者の雇用を増やしても、十分にまかなえるだけの力を持っているといえる業界でしょう。
働くためにIT業界で今後拡大が期待できそうな職種は?
IT業界は十分に成長を続けているので転職先として適当である、という部分はありつつももうひとつの側面として知っておきたいのが「IT業界のスピードの早さ」です。
- Apple
- Amazon
- Alphabet(Googleの親会社)
- Microsoft
このような企業のリストを見ても、開発して発表している製品、サービスの成長の早さが伝わるのではないでしょうか。話しかけるだけでリクエストした曲を流したり、ショッピングをしてくれたり、はたまた今日の天気や路線情報まで教えてくれるスマートスピーカーは、ほんの数年前までは存在しませんでした。このようなサービス提供により、外出先から掃除機をかけたり、エアコンを入れたり、食洗機を終わらせたりということまで可能になりました。ITは常に人々の生活の進化とともにますますのスピードで成長を続けているのです。
これらのサービスには共通点があります。それは、人の手が足りていない部分を補うサービスであるということです。今後老齢化社会が進んでいけば、ますます人手の足りない業界・業種が出てくることは避けられません。つまり、IT業界の中でも拡大が期待できるのはそのような職種と言えます。
AI化が進むであろう職種に必要となるITの分野
さまざまな職種がAIに取って代わられると言われる一方、そのITを組み立てサポートするスキルは必要なり、むしろそのニーズは伸びる一方といえます。今後事務や経理といった事務作業的な仕事はAIに変わることが想像されますので、それらのサービス導入に関するサービスを提供しているような企業であれば大きなニーズがあるでしょう。
見えないサービスこそニーズが増える!
AI化に伴うITの必要性と同時に、クラウドサービスに関しても大きなニーズが出るでしょう。今後発展が見込まれる産業であることは間違いありません。
実際にIT業界で期待される人になるにはどうすれば?
業界そのものの将来性は十分に伝わったのではないかと思いますが、その成長に見合うだけのスキルを自分自身で持っていないことには転職チャンスを掴めません。今後IT業界で期待される人材となるために必要となる、もしくは有利になるスキルをご紹介しましょう。
勉強し続けることへの熱意
IT業界で勤める以上、プログラミングを学んでおく、そして実務に生かせるレベルにまで習得することはもはや必須とも言えるでしょう。2020年からは小学校の学習指導要領にもプログラミングが追加されるという背景もあります。小学生が学ぶことのできる内容なので、誰にでも習得をスタートさせること自体は可能な分野ではあるものの、成長のスピードが早く、またプロフェッショナルと言えるレベルをキープすることが必須となりますので、常に自己研鑽できるような意気込みと熱意を持っていることが最低条件となるでしょう。
効率性にこだわること
IT業界の一番の特徴はすべてのことにおける「スピード感」です。従来時間をかけて、少しずつ様子見をしながら変化させていく、という文化であった物事も、今後はIT化によりさらなるスピードアップが求められるようになります。ITに力を借りる場合、求められるのは
- 確実性
- 効率性
の2つが大きいのです。この中でも、効率よくビジネスを進めていくという部分に焦点を当てて作業できる人物こそ、IT業界において必要とされること間違いなしです。
まとめ
「第二新卒・既卒で転職活動をしようと考えた場合、資格をとったほうが有利か?」、「少なからずこれまで経験したことのある業種に絞って応募すべきか?」など、自分だけでは答えを出しにくい悩みが多く出てくるのではないかと思います。今回ご紹介したIT業界に限って言えば、今後人材の需要が増えるので未経験だったとしても、先にご説明したような意気込みを持っていれば十分にチャンスがあるかもしれません。ただし、それはどの業界・業種にでも共通することではありません。第二新卒・既卒で「次こそ長く続けられる仕事に就きたい!」と考える方は、今こそ第二新卒・既卒の転職支援のプロフェッショナルに力を借りてみましょう。あなた自身の魅力がどこにあるか、それをどのような業界・業種であれば活かせるのか、そのためにはそのような努力が必要となるのか、といったアドバイスから、実際の求人情報シェアまで、しっかりとサポートしてくれるので、孤独な転職活動のパートナーとなってくれますよ!