サイバーエージェントの評判はキラキラ!第二新卒で入社できるか、求人情報や年収など本当のところをリサーチ
サイバーエージェントといえば、「アメブロ」や「Abema TV」、スマホゲームの「グランブルーファンタジー」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。働いている人がキラキラしているイメージがあるサイバーエージェントですが、その事業内容や働きがい、社風について気になっている人もいるでしょう。第二新卒や既卒から入社できるのか、という点も気になりますよね。
今回は、サイバーエージェントへの入社方法や第二新卒・既卒からのアプローチ方法についてまとめてみます。
せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
この記事のもくじ
サイバーエージェントは挑戦できるキラキラ企業!?
株式会社サイバーエージェントは1998年に設立したIT系企業です。メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を展開しており、新卒就活でも人気の企業です。サイバーエージェントに対しては、「イケメンや美人しか採用しない」「キラキラ女子が多い」「遊びにも全力」といった華やかなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
確かにサイバーエージェントで働く人には華やかさとモチベーションの高さを感じますが、決して「顔採用」や「雰囲気採用」ということではありません。サイバーエージェントには挑戦できる環境や安心できる福利厚生が整っているため、やる気とやりがいを持って働いている人が多いのです。手を挙げればチャレンジできる機会が用意され、年齢に関係なく大きな決断を下すチャンスも与えられます。
そういったカルチャーが根付いているからこそ、自らアクションを起こしたり、新しいことを推進したりしていくのが好きな、ポジティブな人材が集うのでしょう。サイバーエージェントは「人材の成長=企業の成長」という考えを大切にしている企業です。これまでにない新しい会社を創ることをビジョンに掲げているため、刺激的で成長意欲をかき立てるような働き方ができます。離職率が低く、常に成長を感じながら長く働き続けることができる企業といえるでしょう。
人を大切にしている企業であることは、社員データを確認してみても分かります。一般的なIT企業と比べると女性が多く働いていることがわかりますし、管理職の男女構成を見ても、女性管理職が2割を超えています。
さらに女性の働きやすさにも力を入れているのがサイバーエージェント。なんと女性社員の約3割がママとしての役割もこなしながら働いています。実際に活躍している女性のロールモデルがあると、安心して働く始めることができるのではないでしょうか。年齢や性別に関係なく活躍できる環境が整っていると言えそうです。
さらに職種別の構成を見ると、技術職社員が約3割。入社3年目以内の管理職比率が20%を超えていることから、若いうちから大きな裁量を持って仕事ができる会社ということが分かります。サイバーエージェントでは若手社員でも新会社の立ち上げを任されることがありますし、年功序列の考え方がまったくないことからも、年齢や職歴に関係なく活躍できる社風があります。
また、大きな特徴と言えるのが退職率が低いという点です。IT企業は転職・独立をする人が多い業界のひとつです。そんななか、サイバーエージェントは約半数の社員が勤続年数が5年を超えています。IT業界では珍しく、長く働きたくなる企業なのかもしれません。サイバーエージェントの社員データについてはこちらに詳細がありますから、ぜひチェックしてみてください。社員データ | 株式会社サイバーエージェント
具体的にサイバーエージェントで行える仕事はどんな内容?
さまざまな領域で事業を展開しているサイバーエージェントですが、具体的にはどのようなサービスがあるのでしょうか。4つの事業ごとに詳しくご紹介していきます。
メディア
サイバーエージェントといえば、インターネットテレビ局の「AbemaTV」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。さらに国内最大のブログサービス「アメブロ」、恋活サービスの「タップル誕生」もメディア事業として展開されています。
インターネット広告
サイバーエージェントが創業以来展開しているのがインターネット広告事業です。現在でも国内トップシェアを誇っています。インターネット広告の新しい手法を提案したり、高い技術力を発揮したりすることで、高い広告効果を出しています。
ゲーム
主要タイトルを中心に、スマホ向けのゲームを展開しています。アニメ化されるほどの人気作品もあります。
スタートアップ
インターネットに関連する新しいサービスを展開しているのがスタートアップ事業です。新会社設立の際に、若手社員や内定者が経営陣に名を連ねることも珍しくありません。常に新しいサービスを展開している部署です。
サイバーエージェントが手がけるサービスについては、Webページに詳細が紹介されています。チェックしてみましょう!
サイバーエージェントの働きやすさへの評判、口コミは厳しめ
サイバーエージェントで実際に働いている人・働いていた人の声も見ていきましょう。口コミ情報から、働きやすさややりがいを探ってみます。
サイバーエージェントのポジティブな口コミ
- 入社後すぐに大きな仕事を任せてもらえ、大きなクライアントの仕事も担当することができます。常に成長を実感できる環境です。
- 定期的に全社テストがあり、結果はランキングで表示される。成長を感じられ、モチベーションになる。
- 広告予算はいままさにネットにシフトしている。時代の最先端で、担当した商品の売り上げが伸びているのを実感すると社会に価値を与えていると感じる。
- メガベンチャーの中でも給与はいい方だと思います。3駅以内に住むと住宅補助がもらえるので恵比寿や代官山に住んでいる新入社員もいます。
- 研修内容が充実しており、ダイレクトに成長につながる知識やスキルを身につけることができる内容のものばかりだった。仕事に直接活かせるもの、趣味の開発に活かせるものなどさまざまな研修を受けられた。
- 入社後すぐに最前線で働くことができる。失敗しても許容される文化があるので、主体的に動けば活躍できる。自分次第で幅広い仕事を経験でき、成長も実感でき、成果が給料にも反映されるのでモチベーションアップにつながる。
サイバーエージェントのネガティブな口コミ
- 自由で手をあげれば自分で業務を選べるが、何をやってもうまくいかない時はそれが逆に辛い。周りが評価されているのを横目に、成果をあげられない自分に落ち込み、負のスパイラルに陥ることもある。自由な反面、厳しい競争社会でもある。
- 世の中への価値はあまり感じない。なくてもいいサービスばかり。
- 残業も飲み会も多い。残業代がつく派遣社員の方が正社員よりも給料がよかった。給料が見合わないと感じる人はすぐに辞めるか独立してしまう。
- エンジニアは個人の裁量で残業時間を調整できたので、遅くまで残業をしている人がいたり、定時で帰る人がいたり自由でした。でも、会社でコーディングする方が楽しいと言って残業している人が多かったような気がします。
仕事のやりがいに関して満足度が高い口コミが目立ちました。自由に貪欲に働いてみたい人は、活躍できる環境が整っていそうです。一方、労働時間の長さや実力主義であることに不満を抱いている人もいるようです。仕事だけでなく、お付き合いや社内イベントも多いため、そういったことが好きではない人には辛いと感じてしまうかもしれません。
口コミ情報はさまざまな価値観の人が書いていますから、自分の理想とする働きかたと比べてどうか?という視点で考えることが大切です。すべての情報を鵜呑みにするのではなく自分の基準を持って企業選びをしましょう。
第二新卒や既卒でサイバーエージェントに採用してもらえる?
サイバーエージェントに第二新卒・既卒から入社するにはどのような方法があるのでしょうか。サイバーエージェントの採用情報を確認すると、「新卒採用(ビジネスコース・エンジニアコース・デザイナーコース)」と「キャリア採用」が用意されています。
新卒採用の募集対象には「既卒可」「他社での正社員就業経験のある人は「キャリア採用」から応募」とありますから、既卒であれば「新卒採用」から、第二新卒であれば「キャリア採用」からの応募が良いでしょう。
「新卒採用」の募集職種は3職種に分かれていますから、興味関心やこれまでの経験から力を発揮できそうなコースにチャレンジしてみましょう。サイバーエージェントでは、入社の時点で特出したスキルや実績を持っている人には大きな特典が設けられています。例えばエンジニアコースで、エキスパート認定をされると初年度の最低年俸が720万円〜となります。(能力別給与体系は最低年俸450万円〜)。学んできた実績やコンテストでの受賞歴、実務経験などをしっかりとアピールしましょう。採用について詳しくは、こちらをチェックしてくださいね。
採用 | 株式会社サイバーエージェント
サイバーエージェントの求人内容は?
サイバーエージェントの採用情報をコーポレートサイトから抜粋してみると、2022年11月ではなんと304件もの求人が見つかります。抜粋すると、
・マーケティング
自社メディアサービスのデータ分析、課題抽出、マーケティングプランの策定など、最上流で戦略立案から実行までを担当します。
<必須条件>
・応募時点で社会人経験があること(経験業種不問)
・成長意欲が高いこと
・大きな目標、人生を賭けて成し遂げたいことを持っていること
・メディアサービスが好きであること
・サーバーサイドエンジニア
オープンポジションで、メディア事業のあらゆる事業部に配属の可能性があります。事業状況を踏まえて、ご希望・適正を元に入社までに決定します。
<必須条件>
・Webサービスのシステム設計・開発経験3年以上(BtoB,BtoC問わず)※保守のみは不可
・大規模トラフィックサービスの開発経験1年以上
・Webサービス開発に必要なインフラ、ミドルウェア、通信、ブラウザなどの知識があること
・開発、運用周りをより良くするためDevOps系知識経験(Git,CircleCI,Jenkinsなど)
・UI/UXデザイナー
企画・画面設計・UIデザイン、UIアニメーションやモックアップを用いたUXの提案、デザイン素材制作(バナー、アイコン、アイテムなど)、デザインコンセプト企画、提案を担当します。
<必須条件>
・オンラインゲームの画面設計、遷移設計業務の実務経験(もしくはソーシャルゲームの画面グラフィックデザイン業務の実務経験)
・Photoshop、Illustratorの基本的な操作知識
など、数多くの専門職が細分化され並んでいます。
幅広いコンテンツを手がけているサイバーエージェントでは、オープンポジションでの求人も多いことも特徴となっています。
そのほか、AI学習のリサーチエンジニアや、スマホゲームの3Dモデラー、データサイエンティストといった、先進的な新規開発事業の多い企業ならではの専門的な技術力を持つ人材も必要とされています。
サイバーエージェントの平均年収はどのくらい?
つぎに、転職するにあたって気になる、サイバーエージェントの平均年収を調べてみました。
2022年7月にまとめられた、有価証券報告書に記されている情報によると、サイバーエージェントの平均年収は771万円となっています。これは、同業他社との比較でもかなり高い年収です。
同じく有価証券報告書から、サイバーエージェントの平均年収の推移を見てみると、四年前の2019年で681万、そこから右肩上がり〜横ばいになり、2022年で771万円と、確実に伸びていることが分かります。では、これからの年収の推移はどうでしょうか?
一般に、サイバーエージェントのようなエンタメ分野を手がける企業では、リリースしたコンテンツがヒットするかなども景気の大きな分かれ目となります。
しかし、サイバーエージェントの場合は、広告・ゲーム・エンタメその他…と事業内容がかなり幅広いため、一つ二つの事業に命運をかけるようなことはありません。
複数のコア事業を持っていることでバランスの良い経営ができ、この先も社員には安定して高い水準の給与が支払われることが予想されます。
実際にサイバーエージェントへの転職が成功しそうなスキルや能力
サイバーエージェントにはしっかりとしたカルチャーが根付いていますから、そういった環境で自己成長と企業の成長のために働いてみたい人にはぴったりです。サイバーエージェントのビジョンやミッションステートメントに共感できる人は入社後も活躍できるでしょう。
また、サイバーエージェントの代表取締役社長 藤田晋氏は複数の著書を主出版しているので面接の前に一読してみることをおすすめします。「一緒に働きたい」と思ってもらえるようなアピールができるようにしっかりと準備をして臨みましょう。ビジョン | 株式会社サイバーエージェント
まとめ
キラキラしたイメージのサイバーエージェントですが、ポジティブに高いモチベーションを持って楽しく仕事をしている人が多いからこその華やかさなのでしょう。やりがいと成長意欲を持って働く環境があることがわかりましたね。
採用に力を入れているサイバーエージェントでは、第二新卒や既卒からもチャレンジできる求人があります。「一緒に働きたい」と思える「素直ないい人」が採用されやすいようです。チャレンジ精神を忘れずに、自分らしい転職活動をしましょう。