【googleへ転職】必要なスキル、心構えまとめ。第二新卒の求人情報や年収まとめ
世界的に有名な大手IT企業のgoogle。世界各国の「働きたい企業ランキング」でも常にトップの位置を誇っています。多くの人が憧れる企業ですが、どのような採用活動がおこなわれていて、どれだけの難易度があるのでしょうか。
また、第二新卒・既卒・未経験からgoogleに入社することができるのかも、気になるところです。googleの採用情報や実際に働いている人の声などから詳しく見ていきましょう。
せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
この記事のもくじ
googleはやっぱりエンジニアの憧れの企業
googleは1998年にアメリカで創業されたインターネット関連サービスを提供する会社です。検索エンジンが有名で、日々利用している人も多いのではないでしょうか。googleは「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」をミッション・ステートメント(経営理念)に掲げています。日本ではグーグル合同会社(Google Japan LLC)が2001年に設立され、国内での事業を展開しています。ちなみにグーグル合同会社はアメリカ国外での初めての現地法人です。
大手IT企業として有名なgoogleですが、その事業内容は幅広くクラウドコンピューティングのシステムやソフトウェア、ハードウェアの開発も行っています。そのため採用職種も多く、求人が出ている職種としてはエンジニアリング、テクノロジー、セールス、サービス、マーケティング、デザイン、リーガルなどがあります。
googleといえばエンジニアの憧れ、というイメージもありますが、まだこの世界にない未来志向のプロダクトに携わったり、google独自のカルチャーを支えたりとさまざまな仕事があるのです。
第二新卒や既卒でグーグルに採用してもらえる?
第二新卒や既卒からgoogleに入社することは不可能なことではありません。しかし、人気企業であること、優秀な人材が集まる企業であることを考えるとかなり難易度の高い転職活動となるでしょう。
まず、googleに入社するにはビジネスレベルの英語スキルが必須となります。入社試験での面接も英語で行われる場合があり、職種によってはネイティブのマネージャーが面接官となる場合もあります。履歴書(レジュメ)を英語で提出しなければいけない職種もあるため、英語のスキルに自信が持てないのであれば、採用試験を受けるのは見送った方が良いかもしれません。
googleへの転職を成功させている人は外資系IT企業やコンサル、ネット系広告代理店からのキャリアチェンジが多いようです。まずはそういった企業で一定の経験やスキルを身につけてからgoogleへの転職を目指すというのもひとつの方法です。
実際にグーグルへの転職が成功しそうなスキルや能力
googleへの転職には、英語力以外にどのようなスキルが必要になるのでしょうか。googleの採用プロセスに合わせて見ていきましょう。
電話やハングアウトでの面接
googleでは、複数回の面接のうちに電話・ハングアウトを使った面接が行われているようです。これは、同僚や上司になる可能性のある人との面接です。
この際、ソフトウェアエンジニアの職種の人はコーディングに関する質問に答えなければいけません。googleドキュメントで面接官と画面を共有しながら、その場でコードを書き、その思考プロセスを説明します。ソフトウェアエンジニア職種の面接は、およそ 30~60 分程度。その他の職種の面接は30~45 分程度とされています。
応募職種に関するスキルや知識を問われる質問、仮説に基づく質問などが行われることから、専門的なスキルや知識が必要となります。
オフィスでの面接
選考が進むと、4名のgoogle社員によるオフィスでの面接が行われます。それぞれ 30~45 分程度の面接です。ソフトウェアエンジニア職種への応募の場合、コーディングのスキルと専門性に関する質問がされます。プログラム言語だけでなく、データ構造、アルゴリズムといった一般知識についても問われます。
さらに実際に職場で行われているようなディスカッションも行われます。お互いに意見を出し合い、さまざまなアプローチを検証していく試験です。自分の意見や解決方法についてきちんと言葉にできるように準備をしていかなければいけません。
その他の職種へ応募した場合、次の4つのキーワードを意識した強みのアピールが求められます。この4点を持っている人がgoogleに求められる人物像と言えそうです。
一般的な認識能力
物事を解決するための方法は、一つではありません。課題解決のためにどのように取り組み、解決していくのかが大切です。さらに重要なのは思考プロセスやデータの活用方法を自分自身で把握し、判断できるかということです。そういった経験があれば、ぜひアピールしてみましょう。
リーダーシップ
これまでリーダーとしてチームをまとめてきた経験や、チームを成功に導くために行った貢献などをアピールしていきましょう。コミュニケーション能力や意思決定能力について見られています。
職種に関する知識
これまで積み上げてきたスキルや知識、経験ももちろん大切ですが、変化のスピードが速い現代においては、即戦力としてだけでなく、長期的な視点でののびしろがあるかも大切です。新しいビジネス領域への興味関心なども問われるでしょう。
Google らしさ
Google らしさとは「個人またはチームでどのように仕事に取り組むか」「他のメンバーをどうサポートしているか」「不確かな局面をどう乗り切っているか」「自分の殻をどう打ち破っているか」ということです。この点をアピールするようにしましょう。
企業としてのgoogleの魅力。働きやすさや福利厚生
世界的な人気企業で、ユニークな福利厚生でも有名なgoogleですが、実際に働いている人・働いていた人はどのような感想を抱いているのでしょうか。口コミの情報をチェックしてみましょう。
googleのポジティブな口コミ
- 給与制度としては、四半期ごとにボーナスが支給される。これは目標に対する達成度に合わせて金額が変わるもので、その他にも貢献度の高い人に対する手当や、同僚からの感謝の気持ちとして受け取れる手当もある。数年で100万円単位で年収が上がることもある。
- グローバルな環境で、優秀なスタッフと働けることが入社の決め手となった。キャリアアップのために理想的な環境が整っていると感じる。評価は自身と上司が半期ごとに評価するスタイルとなっている。
- 子育てをしながら管理職として採用されている女性が多く、女性が働きやすい会社です。在宅での勤務やフレキシブルな働き方も認められているため、ワークライフバランスを重視する方にはよい環境だと思います。セクハラやジェンダーへの取り組みもケアする仕組みが整っていると感じます。
googleのネガティブな口コミ
- 働き方は、部署や上司のマネジメントスタイルによって異なる。私が所属する部署は大きな裁量を持って仕事ができるため、勤務時間や仕事の進め方は比較的自由。しかし全社的にそういったスタイルというわけではない。
- 部署によってはルーティンワークのような仕事もあるため、向いていない人には辛い環境かもしれない。自分にあったプロジェクトやポジションを自ら取っていく必要がある。ジョブレベル制で昇給はあるが、マネージャー層は外部から入ってくる場合が多い。
働いている人からも、5点満点中4.76点という高評価が得られているgoogle。待遇面、働きやすさ、成長環境、仕事のやりがいなど全ての面において満足度が高いという声があがっていました。働く人を大切にする姿勢も、人気の秘密かもしれませんね。
googleなども含まれる「合同会社」って何?
googleの日本法人である「グーグル合同会社(Google Japan LLC)」は“合同会社”と呼ばれる会社形態です。株式会社や有限会社、NPO法人などは聞き慣れた名称ですが、合同会社とはいったいどういったものなのでしょうか?
株式会社は、実際に事業を行う「経営者」と出資をしている「株主(出資者)」が別々になっています。これは「所有と経営の分離」と呼ばれる状態です。それに対して合同会社は、「経営者」と「出資者」が同一になっています。「経営者」=「出資者」なので、柔軟な経営がしやすいのです。さらに出資者全員が有限責任社員であることも合同会社の特徴です。有限責任社員は負債を抱えた場合でも出資額以上の責任を追う必要がないため、リスクが少ないというメリットもあります。
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まとめ
世界的人気企業であるgoogle。働きがいや給与面、待遇面での魅力を感じることができたのではないでしょうか。一方で、googleに入社するハードルの高さも同時に感じられたかもしれませんね。世界的なサービスやプロダクトに関わってみたい、時代の最先端をいくような全く新しいビジネスを生み出してみたい、さまざまな価値観に触れてグローバルに活躍してみたいと考えている人にとっては、活躍しがいのある環境と言えそうです。
第二新卒・既卒であってもgoogleへの入社の道が閉ざされた訳ではありません。1度採用試験に落ちてしまっても、最適なポジションが空いた時にスカウトが来ることもあるようです。試験対策をしっかりと行なって、ぜひチャレンジしてみてください。