スタッフサービス(オー人事)の評判は悪い…。正社員になれる?口コミ調査
今回は「オー人事、オー人事」のCMで有名な「スタッフサービス」の口コミや評判をみていきます。
「スタッフサービス」といえば、長年派遣会社の売上日本1を守り続けてきた人材派遣会社。「オー人事オー人事」のCMでもお馴染みですが、2007年からリクルートグループの傘下に入り、そのサービスがますます充実してきました。派遣会社のイメージが強い「スタッフサービス」ですが、正社員の求人も扱っているってご存知でしたか?
どのようなサービスがあるのか詳しく紹介します。
この記事のもくじ
スタッフサービス(オー人事)、サービス特徴は…
「テンプスタッフ」や「アデコ」など、日本には派遣会社が多数存在します。
どの派遣会社を利用するにしてもデメリットは存在するため、メリットだけに注目するのではなくデメリットも知ったうえで派遣会社に登録をすることが重要です。
これからスタッフサービスのサービスの利用を検討している人は、あらかじめそのメリットとデメリットを理解しておくようにしましょう。
スタッフサービスを利用する上でのメリット
求人数が圧倒的に多い
スタッフサービスの最大の特徴は、求人数の多さです。
大手企業から地方企業まで、なんと4万件以上の求人があります。他の派遣会社と比べても、求人数は抜群に多いです。
対応がスピーディ
数ある派遣会社のなかでも、「仕事紹介が早い」と有名なのがスタッフサービスです。
豊富な求人数に見合うだけのスタッフがいるため、最速での仕事紹介が可能となるようです。すぐに働き始めたい、と考えている人にとっては大きなメリットになりますね。
扱っている業種・業界が幅広い
スタッフサービスでもっとも扱いが多いのが、OA事務・営業事務・データ入力・電話業務・受付業務などの事務系オフィスワークです。さらに医療・技術職・製造など、ありとあらゆる職種・業種をカバーしています。
求人情報をネットで検索できる「オー人事net」では、5つの分野に分かれて紹介されているので、希望の仕事が見つけやすいのも嬉しいポイントです。
スキル系講座を無料で受けられる
「Office系」「金融系」「資格系」「ビジネス系」「ITスキル系」など、全部で35の講座が無料で受講できるのがスタッフサービスのeラーニングです。オフィスワークで必要になる「Excel」や「word」のスキル習得から、「日商簿記」「宅地建物取引主任者」などの資格取得もサポートしてくれます。
スマホから受講できる講座もあるので、転職のためのスキルアップにぜひ利用したいですね。
スタッフサービスのデメリット
サービスが充実していて、求人数も多いスタッフサービスですが、利用者の声を見ていくとデメリットもやはりあるようです。実際の声をもとにデメリットもまとめていきます。
上から目線の担当者も
まず声として多いのが、担当者・コーディネーターともに、上から目線のスタッフがいるということ。特に「条件面の交渉をしてもらえなかった」「希望していない仕事を無理やり紹介された」など、不快な気持ちになった人の口コミが目立ちました。
就業後のフォローが悪い
仕事の紹介は早く、就業までのサポートはしっかりしているが、就業後のフォローがイマイチという声も。
面談での対応が雑、仕事に関する質問を無視されたなど働いてからの困りごとに対するフォローが悪いという声が多くみられました。
ズバリ!スタッフサービスの評判が悪い理由
スタッフサービスに限らず、どの派遣会社にも良い評判だけでなく悪い評判が存在するのは仕方がないこと。スタッフサービスの評判が悪い理由としては、「スタッフサービスのデメリット」でもお伝えした通り担当者の対応が悪いことと就業後のフォローが手薄なことの2つが挙げられます。
1つ目の「担当者の対応が悪いこと」については、スピード感を重視するスタッフサービスは、仕事が早い分1つ1つの対応が煩雑になってしまっていることが理由として考えられます。
次に2つ目の「就業後のフォローが手薄」な問題についてですが、業界売上1位のスタッフサービスは派遣登録者の数が多すぎるため、1人ひとりに手厚いフォローをするのが難しくなっていることが理由として考えられるでしょう。
ただこういった悪い評判だけでなく、「担当スタッフが親身に転職の相談に乗ってくれた」などの良い評判もあがっているのも事実としてあります。そのため、もし担当スタッフの対応に不満がある場合は、別のスタッフに担当者を変えてもらうなど対処することで改善できるでしょう。
派遣や紹介予定派遣だけ?スタッフサービスで正社員になれる?
スタッフサービスは派遣会社として有名ですが、正社員が目指せる求人もあります。
近年は人手不足のため、優秀な人材を正社員・契約社員として確保したいという企業も多いです。スタッフサービスは、派遣求人数ナンバー1の実績から、企業との強い繋がりがあります。その強みを活かして、正社員求人も多く扱っています。
もちろん、派遣社員という働き方からも、正社員は目指すことも可能です。スタッフサービスでも派遣社員として最長6ヶ月働いたあと、正社員や契約社員として企業に直接雇用される「紹介予定派遣」のお仕事も選ぶことができます。
この場合は、派遣期間中に会社の社風や仕事内容がわかるので、就職してからのミスマッチが防げるのが助かるところです。
また、第二新卒歓迎の「ミラエール」という若年層向けサービスも運営されています。
これは、スタッフサービスの社員として、契約期間の制限がない派遣社員(常用型派遣)として働く新しい派遣システム。未経験から事務職が目指せる、充実した研修制度も魅力です。
スタッフサービスのミラエールって具体的にどんなサービス?
スタッフサービスのミラエールは、第二新卒の存在が世間に認知されつつある昨今の時流にピッタリなサービスだと言えます。
ミラエールとは、契約期間の制限がない派遣社員(常用型派遣)として働く新しい派遣システムのこと。第二新卒のような社会人経験が少ない(あるいはゼロ)の人材でも、未経験の職種に挑戦できるのがミラエールの特徴です。
特にミラエールは事務職への就業に力を入れていて、今までまったく事務の仕事をしたことがない人であっても、ミラエールが提供する事前研修を受けることで事務職としてデビューをすることも可能です。
またミラエールは独自の昇給制度を採用しているため、「派遣社員だから」という理由で昇級できないなどの不利益を被らない対策がされている点も特徴として挙げられるでしょう。
もしスタッフサービスを利用するならその注意点は?
スタッフサービスを利用する際の注意点は、他の派遣会社を利用する際と比べて特に異なる点はありません。派遣登録を済ませた後は、担当スタッフにどんな職種に就きたいのかやどういった条件の下で働きたいのかといった希望をしっかりと伝えるようにしましょう。
ただ1つだけ注意点としてあげるなら、出来る限り派遣登録説明会はオンラインではなく会場へ足を運ぶことが大切です。スタッフサービスの派遣登録会では、直接会場へ訪れることでオンライン説明会では知り得ない優良案件に出会える可能性がアップします。
遠方でどうしても足を運べないという人以外は、ぜひ直接会場へ行って話を聞くことをおすすめします。
派遣紹介会社としてのスタッフサービスはどう?
スタッフサービスの派遣紹介は「とにかく最短で仕事を見つけたい」と就業を急ぐ人にピッタリのサービスだと言えます。スタッフサービスの強みは、登録から紹介までの期間が圧倒的に短い点です。自分がどういった職種や条件で働きたいのかがすでに明確な人は、スタッフサービスを利用すればスムーズに仕事を紹介してもらえるでしょう。
ただスタッフサービスは、担当者の当たり外れが激しいという評判が上がっているのも事実です。そのためスピード感よりも懇切丁寧なサービスを重視する人は、スタッフサービス以外の派遣会社にも登録し、複数の派遣会社を比較しながら仕事探しを進めることをおすすめします。
スタッフサービスのスキルアップサービスは使う価値あり
スタッフサービスのサービスの中では、「スタッフサービス eラーニング」というスキルアップサービスは確かに使う価値ありのサービスです。オフィスワークならぜひ習得しておきたいスキルを身につけられますし、キャリアアップを目指せる簿記や証券外務員なども無料で学ぶことができます。
全35の講座の一例はこちら。
- 「Office系」・・・Excel、Word、Power Point 講座など
- 「金融系」・・・3級FP技能士試験対策講座、証券外務員一種試験対策講座など
- 「資格系」・・・行政書士試験対策講座、医療事務基礎講座、秘書検定2級&3級試験対策講座など
- 「ビジネス系」・・・事例で学ぶビジネスマナー講座、ケースで学ぶコンプライアンス「個人情報取り扱い講座」など
- 「ITスキル系」・・・Illustrator CS4講座、WEBクリエーター養成講座〜基礎編〜など
ネットに接続できるパソコンやスマホがあれば、自分のペースで好きな時間に勉強ができるでしょう。
まとめ
派遣会社として有名な「スタッフサービス」。転職エージェントというよりは、今すぐに仕事を始めたい人や、まずは派遣社員として入社して自分にぴったりな企業を見極めたい人におすすめできるサービスではあるでしょう。
第二新卒・中途・フリーターから転職を目指している人にとっては、スキルアップのための豊富な講座が揃っていることも「スタッフサービス」の大きな魅力ではあります。
ただ、正社員を目指していきたい!と思っている場合には少し難易度が高いのは確かです。サービスは活用しながらメインでの活動は別のエージェントに頼むなど補助的に活用していく方が良さそうです。