アーキジャパンは第二新卒積極採用中!?会社の特徴や年収、求人まとめ
株式会社アーキ・ジャパンは、建築業界に特化したアウトソーシング事業を展開している会社。大手ゼネコンや工務店との取り引きがあり、建物づくりや街づくりに関わる仕事ができるのが魅力です。また、建設系の技術者としてスキルや経験を積める人材育成にも力を入れているのがアーキ・ジャパンの特徴。大小さまざまなプロジェクトに携わりながらスキルアップを目指すことができます。
今回は、第二新卒・既卒からアーキ・ジャパンに入社するための方法についてご紹介していきます。日本各地で開発ラッシュが続く昨今。建築、まちづくりに関心がある人はぜひチェックしてみてください。
この記事のもくじ
アーキジャパンは建設業に特化した人材派遣会社
株式会社アーキ・ジャパンが手がけるのは、建築業界に特化したエンジニアアウトソーシング事業。全国に23の拠点があり、約25,000社の企業のプロジェクトにエンジニアを派遣しています。大林組や大成建設、清水建設といった大手ゼネコンから、日本各地の工務店まで、これまで4,000以上のプロジェクトに参画してきました。
さらにアーキ・ジャパンが大切にしているのが人材教育。建築土木、設備電気、プラント、ビル管理など、専門的な知識が必要となる分野のプロフェッショナルを育てる体制が整っています。
例えばプロジェクトマネージャー(施工管理)であれば、入社後の基礎研修「AJスクール」で業界についての知識を身につけてから配属、2ヶ月間の基礎業務を経て工程管理・品質管理・安全管理の業務を行います。常にフォローアップ研修、スキルアップ研修の機会が用意されていますから、現場で経験を積みながらスキルアップが目指せます。さらに、入社1年程度で施工管理業務研修、入社6年程度で管理者育成研修を受け資格取得を目指します。建設業界は一定の実務経験がなければ受験できない資格も多いため、長いスパンでキャリアを考えられるのは嬉しいですね。
アーキ・ジャパンでは人材こそが最大の財産という考え方から、入社時だけでなく長期的な社内人材教育が行われています。ビジネスマナーや会社の制度を知る「新卒社員研修・中途新人社員研修」からはじまり、入社約3ヶ月での「新卒フォローアップ研修」、東エリアと西エリアに分かれて行われる社員向けの「東西研修」、各支店・グループの責任者向け「マネージャー研修」とキャリアに合わせた研修が充実しています。エンジニアとしてのスキルを高めながら、よりやりがいのあるプロジェクトに関わることができるのがアーキ・ジャパンで働く魅力と言えそうです。
会社としてのアーキジャパンの評判は…
アーキ・ジャパンがどのような企業なのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
まずは登録しているエンジニアの数です。アーキ・ジャパンは建築系に特化した人材派遣会社のため、登録しているエンジニアの職種は建築・土木・電気・プラントなどの専門職が多いです。2018年2月時点でのエンジニア登録数は7381名。
業種ごとの割合としては、建築: 32%、設備: 27%、土木: 21%、電気:12%、プラント: 5%、その他3%となっています。建築を中心に、幅広い業種のエンジニアが登録していることがわかりますね。登録エンジニア数は増加傾向にあるということで、今後も需要が見込める、将来性のある業界と言えそうです。
次に社員の年齢層についてです。20代が約45%、30代が約24%と全体の70%近くを占めています。アーキ・ジャパンは教育体制が整っているため、働きながらスキルアップを目指している人も多いようです。さらに男女比としては男性4:女性1の割合となっています。女性エンジニアも1,300名以上の登録があり、女性ならではの視点を生かした業務もあるようです。性別によらず多様な活躍ができる職場と言えますね。
最後に、社員の保有資格についてもチェックしてみましょう。
一級建築士 / 二級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 1級土木施工管理技士 / 2級土木施工管理技士 / 1級管工事施工管理技士 / 2級管工事施工管理技士 / 1級電気施工管理技士 / 2級電気施工管理技士 / JR工事管理者 / 測量士 その他多数と、さまざまな資格を有している人がいます。
建築系エンジニアは資格を保有していなければ担当できない業務があるため、資格の有無でその業務範囲が大きく変わってくる職種といえます。また設備系のエンジニアも、設備・衛生設備・空調設備・空調衛生設備・建築設備・機械設備とその業務の範囲は多彩ですし、該当する資格がそれぞれにあります。アーキ・ジャパンには、興味ある分野の資格取得を目指し、業務と並行して試験対策に臨む人も多くいるようです。金銭面等での資格取得のバックアップをしていることからも、社員のキャリアアップの積極的なことが伺えます。キャリアパスを考えながら、資格取得を目指せる環境が整っているのはいいですね。
アーキジャパンの派遣事業を利用するのはどう?
建築系のエンジニアとして働くには、ゼネコンや建設会社、工務店、設備管理会社などに就職する方法と、アーキ・ジャパンのような人材派遣会社に登録をする方法があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、アーキ・ジャパンを選ぶべき人はどのような人なのでしょうか?
いろんな現場に携わってみたい人
アウトソーシングの企業ならではのメリットが、いろんな現場・プロジェクトの仕事に携われることではないでしょうか。アーキ・ジャパンが扱う現場の種類は多彩で、大手ゼネコンが作る大規模施設から工務店が手がける個人邸宅まで、規模もターゲットも異なる仕事が揃っています。
さまざまなプロジェクトに関わる中で、より専門性を高めたい分野や自分の理想の働き方を見つけることができるのではないでしょうか。
未経験の人
第二新卒や既卒など、建築系の仕事を経験したことがない人もアーキ・ジャパンへの就職を検討すべきでしょう。建築系企業に中途入社をするためには、一定の経験や資格を問われることが多いです。即戦力としてのスキルを求められる可能性が高いため、未経験の人は不利なのです。その点アーキ・ジャパンでは、独自の研修を展開しているため、未経験からでも建築分野の仕事を始めることができるのです。
どんな専門性を身に付けたいか迷っている人
建物づくりやまちづくりに興味はあるけれど、実際に働いてみないとわからない、と考える人は多いでしょう。建築、土木、設備、CADなど専門性が高いエンジニアが集う建築業界では、それぞれの職種によって扱う内容が全く異なります。自分の適性や興味を知るために、まずは派遣会社でさまざまな業務を経験してみる、というのはメリットとなるでしょう。もっと知識を深めたい、専門性を身に付けたいと感じる職種に出会ってから、資格取得等のスキルアップをするという方法もあります。
全国各地で働ける
アーキ・ジャパンでは、全国各地のプロジェクトにエンジニアを派遣しています。アウトソーシングのアーキ・ジャパンであれば、家族の都合で地元に戻る必要ができた時にも、転職等の煩わしさがありません。
建築・土木系以外の学部を卒業している人
新卒・転職でゼネコン等に専門職として就職する場合、卒業した学部が問われる可能性があります。一方アーキ・ジャパンでは、採用対象を全学部全学科としているため、文系学科の卒業生でも就職することができます。これは、アーキ・ジャパンが「育てる」ことを前提として採用活動をしているからです。建築、まちづくりに興味があれば学部を問わずにチャレンジすることができます。
アーキジャパンの社風への評判はバラバラ。その真相は?
アーキ・ジャパンで働く、働いていた人たちの口コミ情報も確認してみましょう。
アーキジャパンのポジティブな口コミ
- 頑張り次第で、配属先の企業に正社員として登用してもらえる可能性がある。仕事ができるか、一生懸命頑張れるかといった個人の能力に加え、配属先企業の考え方にも左右されるので、その点は運も必要だと感じる。
- 資格を取得し、手に職をつけようと思い、建設業界未経験から入社しました。未経験から活躍している人が多く、研修やスキルアップの機会が多く用意されていることに魅力を感じ入社を決めました。
- 先輩方は「きつい仕事だぞ」という言葉を投げかけてくれます。甘いことを言って騙したり、嘘をつくことがないので、覚悟を持って乗り越えていこうという気持ちにさせてくれます。
アーキジャパンのネガティブな口コミ
- アーキジャパンに正社員として所属していても、待遇や忙しさは就業先である企業ごとに異なります。いい企業に当たれば正社員登用を狙うこともできますが、ブラック企業に当たってしまうと、業界自体が嫌になってしまう可能性もあります。
- 未経験の人はなかなか現場が決まらないことがあるようです。しかしアーキ・ジャパンには研修があるため、そういった場合でも1ヶ月ほどで配属先が決まります。配属先に先輩がいればアドバイスをもらえますが、先輩が多忙すぎる場合などでは自分でどうにかしなければいけないので、初めは必死になる人も多いです。
アーキ・ジャパンの特徴である研修制度の充実については高評価の口コミが多い印象でした。業務経験・資格取得をしてからキャリアアップを目指したり、派遣先での正社員登用を目標にしたりする人が多いようです。
一方、派遣先の考え方や価値観で待遇面等に大きな差が出ること、業界全体として仕事がキツイことをマイナス面として挙げている人もいました。企業研究だけでなく、業界研修も行ってからチャレンジするのがいいかもしれません。
アーキジャパンの平均年収はどのくらい?
つぎに、転職するにあたって気になる、アーキ・ジャパンの平均年収を調べてみました。
求人情報サイト「indeed」において過去3年間に従業員やユーザーから提供された情報によると、アーキ・ジャパンの平均年収は、約300万円 (事務) 〜729万円 (土木施工管理) と算出され、部門で大幅に給与に違いが出ていることがわかります。(※2022年11月時点)
これを月給に換算すると、約 21.2万円〜約 61.1万円となります。結論として、アーキ・ジャパンは多くの部門で、年収は低めの企業と言えるでしょう。
原因は、基本給が高くはないこと、インセンティブのハードルが高めに設定されていることなどが社員の口コミとして挙げられています。
第二新卒や既卒向けのアーキジャパンの求人はある?
アーキ・ジャパンの採用ページを確認したところ、「新卒者」「経験者」「未経験者」の3区分での採用が用意されていました。第二新卒・既卒の未経験からの就職を目指すのであれば「未経験者」として採用試験を受けましょう。
採用選考基準やフローは次の通りです。
採用選考基準・フロー | アーキ・ジャパン エンジニア職 採用サイト
会社説明会と同時に実施される一次選考に通過すると、アーキ・ジャパン役員との集団面接が行われます。その後、30分の適性検査を通過すると内々定を獲得です。アーキ・ジャパンに入社してどんなことがしたいのか、どんな場面で活躍できるのか、といったことをしっかりとアピールするようにしましょう。未経験採用であれば、建築業界での経験や資格の有無を問われる事はありません。派遣先のプロジェクトも全国に広がっているため、面接も各地で受けることができます。
また、アーキ・ジャパンは福利厚生が充実しているのも魅力です。
ここではその一部をご紹介します。詳細は採用ページをチェックしてみましょう。
新卒求人一覧 | アーキ・ジャパン エンジニア職 採用サイト
- 手当(残業 ※全額支給、家族、資格、役職、現場、皆勤、通信、赴任)
- 結婚・出産祝い金
- 社宅制度
- UIターン制度
- 社内研修(入社時研修、eラーニング等)
- 資格取得祝金(受験費用支給&取得祝金支給)
- 資格取得サポート制度(資格取得支援学校と業務提携)
福利厚生の中では、特に社内研修制度・資格所得サポートが好評です。アーキ・ジャパンでスキルを身につけ、さらなるステップアップを目指す、という選択肢もあるのではないでしょうか。
まとめ
2020年の東京オリンピックに向けた再開発や災害復興工事など日本各地で需要が高まっている建築エンジニアの仕事。未経験からも専門的なスキルを身に着けることができるのがアーキ・ジャパンの魅力でしょう。
また、未経験からスタートして活躍している先輩が多くいることも特徴と言えそうです。派遣先での正社員登用を目指したり、資格や大型プロジェクトへの参画経験を武器に大手への転職を狙ったり、その後のキャリアプランも幅広く考えられそうですね。建築業界に興味がある第二新卒・既卒の人はアーキ・ジャパンの利用を検討してみることをおすすめします。