ビズリーチの特徴と評判。第二新卒ではどう?本当に年収アップできる?利用した人の評判と口コミ

ビズリーチの特徴と評判。第二新卒ではどう?本当に年収アップできる?利用した人の評判と口コミのイメージ

転職活動のスタートに、転職エージェントへの登録を検討する人は多いでしょう。
第二新卒・既卒・フリーターから就転職を目指す人の中には、はじめての転職で何から始めたらよいのか分からずに不安を感じている人もいるはずです。

そんな時、転職エージェントならば求人の紹介や面接練習、応募書類の書き方レクチャーなどさまざまなサポートをしてくれます。内定獲得まで伴走してくれるパートナーができるのは、とても心強いものです。

しかし、検索するとさまざまなサービスがあり、どれを選んだら良いか迷ってしまう人も多いはず。サービスごとの特徴をしっかりと理解し、自分にあった転職エージェントを見つけなければ、転職活動を成功させることはできません。

ここでは、ビズリーチの特徴、そして第二新卒で活用できるのか、気になるところをまとめていきます。

転職成功者は
平均4.2社のエージェントを利用

転職時に登録したエージェント数は全体で平均2.1社なので、平均より2社程多く積極的にエージェントを利用した人が転職に成功しています。

複数の転職エージェントを併用することで、自分に合っているアドバイザーや希望条件の求人を見つけることができるようです。
無料相談だけでも、転職成功へと近づきます。

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この記事のもくじ

ビズリーチはヘッドハンティングが受けられるのが特徴!?

「ビズリーチ」は株式会社ビズリーチが運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイトです。

他の転職エージェントとの大きな違いは、一部に有料のサービスがあるということ。

無料で受けられるサービスもありますが、ビズリーチのサイトをすべて活用するためには、月額2,980円〜4,980円の有料会員になる必要があります。

さらに、ターゲットを年収750万円以上のハイキャリア向けとしており、人事担当者やヘッドハンターからのスカウトで求人に応募するヘッドハンティング型の転職サービスという点も特徴として挙げられるでしょう。

ビズリーチのメリット

グレードの高い求人がある

ビズリーチは、サイトに登録をしてスカウトを待つのが主な使い方となっています。あなたの経歴、スキル、経験が、転職における市場価値として高ければ、グレードの高い求人のスカウトが届くでしょう。

ハイキャリアの人にとっては最高のサービスと言えそうです。ここでいうハイキャリアとは、次のような人です。

  • 現在の年収が750万円以上
  • 管理職経験者 or 専門性の高いスキルを身につけている

ハイキャリアの人に見合った求人、さらにハイキャリアの人がキャリアアップするための求人が揃っているのがビズリーチといえます。

ヘッドハンティングを待ちながら就職活動ができる

ビズリーチの特徴として挙げた「ヘッドハンティング」もメリットのひとつです。

ビズリーチでは、企業の人事担当者とヘッドハンターの両方からアプローチを受けることができます。登録の際に経験やスキルだけでなく、希望する業界や条件を書いておくことで、コンサルタントからマッチする求人の情報が届きます。

自分に合った求人が届くまで気長に待っているだけで良いので、転職活動がストレスになりません。すぐに転職をしたい人には向きませんが、中長期で転職を考えている人、良い条件が揃っていたら転職をしたいと考えている人にとっては嬉しいサービスと言えそうです。

有料だからこそ価値のある情報を得られる

多くの転職エージェントサービスが無料で展開されているのに対し、ビズリーチのサービスは一部有料となっています。

これは、求職者がより質の高いサービスを得られるために考えられたシステムです。

多くの無料の転職エージェントの場合、顧客である求人を出したい企業からのみお金をもらい、運営がされています。そうなると、求人の質や求職者に対する利点よりも、お客さまである求人を出したい企業の意向が大きく反映されたサービスになりがちです。

例えば、質の高い求人よりも、たくさんお金を払った企業の求人の方が転職サイトの上位に大きく掲載されるといったケースが可能になってしまいます。

こういったことを避けるため、企業と利用者双方を有料として、より質の高いサービスを実現しようとしているのがビズリーチなのです。

有料と聞くと登録を迷ってしまうかもしれませんが、もちろん無料で使えるサービスもあります。例えば「プラチナスカウトメール」と呼ばれるスカウトは、無料会員にも送られてくる可能性があります。これは、求人企業やヘッドハンターが「あなたに会いたい」ときに送られてくるスカウトメールです。このメールが届けば、無料会員でもメールへの返信、応募が可能です。

無料会員の人も、普通のスカウトメールを読むことができるので、自分に合った求人情報が届いたタイミングで有料会員に登録することもできます。

有料・無料の登録で何ができるのかは次の通りです。

◆無料登録
【スタンダードプラン】
「まずは使ってみたい」「転職を検討中」という人におすすめのプラン。スカウトを受け取ることができ、自分の市場価値を確認できる。
・プラチナスカウトメールに返信、応募ができる
・求人情報の閲覧(応募はできない)
・ヘッドハンター情報の閲覧(応募はできない)

◆有料登録
【プレミアムプラン】
「積極的に転職活動をしたい」という人におすすめのプラン。スカウトを受け取ること、自ら気になる求人に応募することができる。
◎タレント会員(現年収750万円未満の人)
2,980円/30日間
◎ハイクラス会員(現年収750万円以上の人)
4,980円/30日間
・すべてのスカウトに返信、応募できる
・求人案件への応募ができる

自分の市場価値がわかる

ビズリーチは、スカウトを待つことが主な使い方です。
転職市場での価値が低い場合、全くスカウトが届かないということもあり得ます。

プラチナスカウトメールで人事担当者やヘッドハンターからメールが届けば、転職市場で一定の価値があると自信が持てるでしょう。

ハイキャリア求人を検索できる

スカウトを待つだけでなく、自分にあった求人を検索して探すことも可能です。
ハイキャリア求人の情報がほとんどで、掲載期間も短いものが多いので気になる求人があればすぐにコンタクトをとってみましょう。

ビズリーチのデメリット

すぐに転職したい人には不向き

基本的に、スカウトを待って自分にあった条件の求人が出てくるまで待機するのがビズリーチのサービスです。すぐに転職をしたい人にとっては不向きのサービスと言えそうです。

情報収拾を依存しがち

ヘッドハンティング型ということもあり、情報収集をヘッドハンターに依存しがちになってしまいます。ハイキャリア求人は一般に広く知られた求人情報ではないため、内部情報などを知ろうとするとヘッドハンターが頼みの綱ということにもなりかねません。

そんなときは口コミサイトなどを利用してより客観的な情報を収集することをおすすめします。社員や元社員が書き込んでいるサイトなどもあるので検索してみましょう。
一方で、ネット上にはリアルな声がたくさん掲載されていますが、それらすべてを鵜呑みにするのも危険です。情報を取捨選択して、自分自身で見極めることが必要になります。

即戦力を求められるため未経験には不向き

ビズリーチに掲載されている情報の多くがハイキャリア求人のため、未経験が応募できる求人はほとんどありません。ポジション指定型の案件や、創業社長の後継者、上場企業の役員クラスの求人も掲載されているのがビズリーチです。

未経験職種への転職、キャリアチェンジを目指すのであれば、他の転職エージェントを使うのが無難でしょう。

実際のビズリーチの転職成功率は高い?低い?

ビズリーチの求人掲載数は97,000件、採用企業数は9,000社、登録しているヘッドハンターは2,600人となっています。
転職の成功率・内定率は公表されていませんでしたが、ハイキャリア転職を叶えられた人と、スカウトメールが一通も届かなかった人とで意見が二分しているようです。

自分自身の、転職市場での現在の価値を理解して、それに適した転職活動をすることが転職に成功するために大切なことなのかもしれません。

第二新卒や既卒がビズリーチに登録しても就職できる?

ハイキャリア求人を多く扱っているビズリーチは、第二新卒・既卒・フリーターから転職を目指す人にとってはあまりおすすめできる転職エージェントとは言えません。

飛び抜けた経歴や帰国子女、英語力、難関資格の保有などがあればマッチする求人が見つかるかもしれませんが、即戦力としてのスキルが求められる求人が多いため希望する転職先を見つけられない可能性が高いです。

特にビズリーチはヘッドハンターに条件を伝え、マッチする求人からのスカウトメールを待つことがメインです。スカウトメールが一通も届かずに転職活動を進められないということにもなりかねません。

ヘッドハンターにキャリア相談をすることも可能ですが、ヘッドハンターはあくまでハイキャリア求人のプロです。まずはキャリアアドバイザーが二人三脚でサポートしてくれるような転職エージェントに登録をして、アドバイザーと一緒に転職活動を乗り越えていく方がいいかもしれません。キャリアを積んで、さらに良い条件での転職がしたいと思うタイミングが来たら、ビズリーチを利用してみるのが良いのではないでしょうか。

20代が実際にビズリーチを利用するならどうすれば良い?

20代の転職といっても、キャリアや年収などさまざまだと思います。
ビズリーチの活用方法を状況別に3つまとめてみました。

自分にあったやり方を選んで活用してみましょう。

転職エージェントでベースを整えながら、ハイクラス求人にもチャレンジ

初めての転職や第二新卒の場合、やりたいことや自分の強みなどがちゃんと分かっていないことも多いと思います。そのため、まずはサポート体制が整っている転職エージェントを活用して、キャリア相談や書類の添削などを受け、転職活動の基礎を構築しましょう。その上で、ビズリーチを使って高収入の求人にチャレンジするのが良いと思います。

登録しておけば、スカウトメールを受け取ることができるので、とりあえず登録をしておくだけでもいいかもしれません。また、一旦はスキルアップのための転職をし、数年後にビズリーチを活用して年収アップを目指して転職する人もいるようです。

いずれにせよ、転職エージェントで得たノウハウを活用すれば内定の可能性は高まると思うので、基礎作りはしっかりしておくと良いでしょう。

業界や職種など方向性を明確にして、得意とするヘッドハンターを活用

希望の業界や職種など方向性が定まっている場合は、ビズリーチのヘッドハンター検索を活用してみましょう。業種や経験年数、ビズリーチスコアやなどで条件を絞って検索することができます。

また会員の転職支援において高い実績を残したヘッドハンターには、ヘッドハンター大賞を授与しているので、検索をかける時にチェックしてみるのもありだと思います。

ビズリーチに登録しているヘッドハンターは、大手の転職エージェントから特定の業界に太いパイプを持つヘッドハンターまでさまざまです。コネクションを活かして独自に求人依頼を受けている場合も多く、ビズリーチにはない情報を持っている可能性もあるので、気になる人何人かに一度会ってみて絞り込むと良いと思います。

情報閲覧は無料でできますが、ヘッドハンターとコンタクトを取りたい場合にはプレミアム会員になる必要があるので、まずは申し込みをしましょう。

年収にこだわって転職活動をするなら、プレミアム会員

ビズリーチの求人のほとんどが700万円以上と言われていて、1,000万円以上の案件もたくさんあるようです。もちろん応募条件が厳しくはなりますが、ざっと求人検索をしてみて今のスキルや経験で応募できそうなものがある場合は、プレミアム会員になって気になる企業にも積極的に応募することをおすすめします。

無料会員の場合は、見ることのできない非公開の求人があったり、気になるものがあっても応募できないので、高収入を目指して積極的に転職活動をしたい人は、有料会員になってビズリーチを使い倒すことが近道だと思います。

ここで紹介した活用方法は、ほんの一例です。ビズリーチ以外にもいろいろなエージェントやサイトがあるので、何をどう活用するかは自分で使いながら見つけていくと良いでしょう。

ビズリーチに登録するとプラスになりそうな人の特徴

ビズリーチは、即戦力人材の採用をしたい企業とスキルをもった高収入を希望する求職者をマッチングさせることに特化したサイトです。その特徴を踏まえて、登録したほうが良い人の条件をまとめてみました。

  • 年収500万円以上
  • 管理職経験や専門スキルがある
  • グローバル求人を探している
  • 転職活動期間を長期で考えている

企業側が高収入を出す条件として、即戦力として活躍できるだけのスキルや経験が求められます。例えば、管理職経験●年以上や新規事業の立ち上げに関わった経験があることなど具体的に挙げられていることが多いです。

その条件を満たしていればスカウトの数も増え、たくさんの選択肢の中から自分にあった求人を選ぶことができます。企業から直接連絡が来る可能性も高いので、理想の求人を見逃さないよう、定期的に情報をチェックしておくのが良いと思います。

ただし、これらはビズリーチの特徴にマッチしやすい人の条件を並べているだけなので、例えば年収が500万円未満だったり、マネジメント経験がない人でも登録はできます。ビズリーチの求人のほとんどは年収500万円以上ですが、その年収に達していなくても応募はできますし、ヘッドハンターも今の年収よりも高い年収を提示してくれるようです。

また、登録自体は無料で、一部の有料サービスを無料でお試し利用できるクーポンなどもあるようです。年収が500万円未満の場合でも、キャリアアップしたい人は登録してみると可能性が広がるでしょう。

ビズリーチを利用する時に注意するべきこと

ビズリーチの使い方として、大きく2つの方法があります。ひとつはヘッドハンターや企業からのスカウトを待つやり方、もうひとつは自らヘッドハンターや企業にコンタクトをとる方法です。

はじめに登録した経歴やスキルを見てスカウトが来る場合もありますが、人によっては何の連絡もないまま時間だけが過ぎてしまうこともあるようです。

いい求人があれば転職したいというように長期的に考えている場合は良いかもしれませんが、ある程度期間を区切って考えている人は、ビズリーチだけを使って待ちの姿勢でいるのは少し危険かもしれません。通常、転職活動は3か月程度と言われているので、登録後1週間経過してもスカウトが届かない場合は、自らヘッドハンターや企業にコンタクトを取ってみたり、別の転職エージェントを活用してみるなど積極的にアクションしていく方が良いでしょう。

また、ヘッドハンターから連絡があったとしても、喜ぶのはまだ早いです! ビズリーチのヘッドハンターは、厳正な審査を通過した人だけが登録されています。そうは言っても、登録後のすべての提案内容や接触状況などを把握しているわけではないため、中には質の悪いヘッドハンターも紛れているようです。よって、連絡が来たらとにかく会ってみるのではなく、ヘッドハンターの質を客観的に評価したビズリーチ・スコアをチェックしたり、何度かやり取りをして見極める必要があります。

特に具体的なスカウト情報を提示せず、とりあえず一度会ってみましょうというような問い合わせは注意が必要です。ヘッドハンターの中には、企業にいい人を紹介するために、とりあえず求職者を囲い込んでおこうと考えている人もいます。

とりあえず会ってストックを増やそうと考えているような自分本位なヘッドハンターに会うのは、時間の無駄だと思います。またそういうヘッドハンターが親身になって相談に乗ったり、提案をくれる可能性はおそらく低いでしょう。転職エージェントと違って、たくさんのヘッドハンターの中から担当を選ぶことができるのはビズリーチのいいところです。

無名の会社でも優れた人はいます。メールや電話の対応や提案内容などから自分にあったヘッドハンターを見つけ出しましょう。

スカウトの状況や、どんなヘッドハンターから連絡が来るかは人それぞれですし、実際に利用してみないと分からない部分ではあります。だからと言って手当たり次第に対応するのではなく、限られた時間を無駄にしないよう、情報収集をしたり絞り込んだりする作業は事前に行っておくと良いでしょう。

ビズリーチを利用した人の口コミ・評判

ビズリーチを活用して本当に素晴らしく良かったです

私は26歳の時に初めて転職をしましたが、始めはどのような活動をすれば良いのか、分かりませんでした。その時に、初めて、ビズリーチと言う転職サイトを知りました。

ビズリーチと言う会社は、本当にずば抜けて素晴らしく、他社の追随を許さない会社です。
ちなみに、一応、他の会社でも、就職活動をしましたが、思うような結果が、出ませんでした。今の役職はCEO兼代表取締役兼北海道工場の工場長です。
(20代・男性)

CMでよく目にしていたので登録しました

良かったところはピンポイントで自分に合った業種を見つけてくれたので、自分がどの方向で働いていけばよいのかわからない方には非常にオススメです。また、親身に相談に乗ってくれたので、新しい仕事を探すというストレスもそれほど感じることがなく就職までできました。わからないことは何でも教えてもらえ、自分では探しきれないであろう情報まで知ることができたので、納得した上で転職が出来ました。
(20代・男性)

迷ってしまうくらい情報が豊富

様々な情報を教えていただけるので、自分がわかりやすいように整理しないと、どの会社がどの情報だったのかわからなくなります。シンプルに教えて欲しい場合や、志望している業種が決まっている方には混乱させてしまう可能性があります。
(20代・男性)

まとめ

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」。

社会人としてのキャリアを歩みはじめたり、これから歩みはじめようとしていたりする第二新卒・既卒・フリーターの人にとって、転職活動のメインとして使うには不向きな転職エージェントと言えそうです。

自分のスキルや経験に合わせて転職エージェントを選ぶことで、納得した転職活動が行えるはずです。複数のエージェントに登録して使い方や相性を試してみることもおすすめです。自分らしい就職活動で、自分にぴったりの企業・仕事と出会いましょう。